出版社内容情報
鳥居とは何か? 放置されてきた鳥居をめぐる謎の数々を解明し、定説化している謬論を正す。類書を凌駕する決定版!
【著者紹介】
1954年、富山県に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、滋賀大学教授(西洋近代美術史)。主な著書に『図説 ヴィクトリア朝百貨事典』(河出書房新社)など多数。
内容説明
「鳥居」とは何か?70年の研究の空白を埋め、何にも明らかにされないままに放置されてきた「鳥居」をめぐる謎の数々を解明し、定説化している謬論を正す。
目次
第1章 鳥居の起源(鳥居の字義・語源をめぐって;「鳥居」の出現;結界から門へ;甦る鳥―「鳥形木製品」の波紋;鳥居のある風景)
第2章 鳥居の構造(木割法;素材;各部)
第3章 鳥居の種々相(神明系鳥居;明神系鳥居;規格外)
著者等紹介
谷田博幸[タニタヒロユキ]
1954年、富山県に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、滋賀大学教授(西洋近代美術史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鯨、或は山田
1
確かに先行資料は無さそうだし研究する価値もありそうなテーマだが、この文章自体はどうだろうか。客観的な視座とは程遠い。2016/06/02
康芳英
1
鳥居に関する話自体は面白いのに、インテリにありがちな鼻持ちならない文章が全てを台無しにしてしまっていて残念。2015/03/03
河村祐介
1
読んでじのごとく鳥居の本。全くと言っていいほど存在しない鳥居の研究について、まずは国家神道とかウヨ批判(雰囲気だけでなんも実際の文化を慮ることをしてないやつら)的なところからはじまる。西洋美術史の人間がさまざまな角度から鳥居を分析、分類を試みてるいる。もうちょっと図版が細かくあったらもっとおもしろいのに!2015/01/15
秋芳
1
鳥居とは何か?を追求し、様々な形状の鳥居を分類した本。神社関係者でも日本史関係者でもない、西洋近代美術史の著者による研究というのは面白い。鳥居の研究史などもあり、鳥居に関する決定版的な本と言えそう。2014/04/30
nikkui
0
☆☆☆☆☆2017/01/27