内容説明
日本史を彩った名将たちの背後には、いつも優れた“腹心・参謀”が存在した!あの名将・英雄の「ナンバー2」を追えば日本史の鮮やかな断面が見えてくる!BS‐TBSの人気番組、待望の単行本化。
目次
第1章 陰日向となって主君を支えたTHEナンバー2(小早川隆景―毛利家という“一本の矢”を守りきった;島左近―石田三成には“過ぎたる男”の本懐とは ほか)
第2章 “セカンド”では終わらない!異色のナンバー2(松永久秀―次々と主人を裏切った「悪逆非道」の男;明智光秀―信長を世に放ち、仕え、その手で葬った ほか)
第3章 実力・人気はボスをも凌ぐが…悲劇のナンバー2(平重盛―父・清盛と後白河の間で泣いた悲運の武人;源義経―ついに兄・頼朝の駒で終わった戦の天才児 ほか)
第4章 いま再び脚光を浴びる名より「実」のナンバー2(太原雪斎―今川義元の軍師にして戦国最強の僧侶;武田信繁―No.1の実力者ながら、兄・信玄を陰で支えた ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どん
1
テレビ番組の要約。ナンバー2というところがよいが、すでに表舞台でもてはやされている人物も多く、逆にナンバー2だったの、という感想も。各々、もう少し突っ込んだ話も読みたいという感覚もあるが、さっと読めて印象に残る部分もあり、通勤中でも気楽に読める2017/01/09
手ぬぐいゲッター
1
NO.2に惹かれます。2013/03/28
たかむら
0
元々テレビ番組であったものを単行本としてまとめたものだけあって、あまり無名なところは出てこない。そのため、そんなに知られていない内容も少なく、新たな発見もほとんどない。時代的にも戦国時代が人物紹介が多いのもそのためか。 実際のテレビ番組は見たことはなかったが、井沢氏・加来氏・堂門氏といった面々による分析が入ることで、通り一遍な人物紹介になっていない点に好感がもてた。 ただ、より多くの人物を紹介したかったためか、それぞれの人物に当てられるページ数が少なく表面的な内容に終わってしまったのが残念。2013/05/14