内容説明
「いつ、誰が、何のために建てたのか」―。かつて行った修学旅行では頭に入らなかった名所・旧跡の歴史知識も、時代に沿って巡ればよく理解できる。上賀茂神社、北野天満宮、金閣寺…といった歴史の舞台を順に追うことで、平安~室町時代までの日本史の流れをつかむ“京都の歩き方”の書である。
目次
1章 平安遷都で実現した貴族政権の復興
2章 貴族と密教僧が生みだした弘仁・貞観文化
3章 藤原氏の盛衰を物語る国風文化と呪術信仰
4章 院政から平氏政権へ続く貴族文化の繁栄
5章 庶民の心をとらえて広がる鎌倉新仏教
6章 南北朝争乱と武家が開花させた禅宗文化
7章 室町幕府の繁栄を物語る北山文化
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。専攻は、日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- ブラ婚 分冊版 10話 ジュールコミッ…
-
- 和書
- 電卓四兄弟