内容説明
「日十大王」とは誰か、すべてはそこから始まった。在野の巨人・石渡信一郎の研究をうけ、仁徳を疑い、隅田八幡宮人物画像鏡銘文の解読から、百済から渡来した昆支・余紀(継体・男弟王)兄弟という、古代史最大の謎を解明する、画期的な書。
目次
第1章 隅田八幡鏡銘文の「日十大王」と「男弟王」
第2章 継体天皇はどこから来たか
第3章 加羅系崇神王朝と倭の五王
第4章 応神陵の被葬者百済の王子昆支
第5章 日本最大の古墳仁徳陵の謎
第6章 ワカタケル大王のクーデタ「辛亥の変」
終章 日十大王ふたたび
著者等紹介
林順治[ハヤシジュンジ]
1940年、東京生まれ。早稲田大学露文科中退。古代史研究家。1972年、三一書房に入社。取締役編集部長を経て2006年、退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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