内容説明
日中戦争研究の古典的名著。精密な資料調査と厳格な資料批判に基づいて書かれ、1961年刊行以来、先駆的業績として定評のある同書を、最新の文献一覧を新たに収録して復刊。
目次
第1章 梅津・何応欽協定
第2章 河北分離工作の失敗
第3章 日中戦争―和平工作と講和条件をめぐって
第4章 盧溝橋事件―七月七日夜から八日夜まで
第5章 日中戦争における拡大派と不拡大派
第6章 日中戦争をめぐる列国の動向
第7章 軍事作戦概史
第8章 戦前期における日本の海外投資の展開過程
著者等紹介
秦郁彦[ハタイクヒコ]
1932(昭和7)年、山口県生まれ。1956年、東京大学法学部卒業。ハーバード大学、コロンビア大学留学、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学教授を経て、日本大学法学部教授を2002年に退職。法学博士。現在、日本大学講師。『昭和史の謎を追う』上下(文春文庫)で1993年度菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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