出版社内容情報
ワインはいかにして造られ、飲まれてきたのか。遺跡や絵画、文献をもとにメソポタミアから現代までの社会経済や文化の歴史をたどりながら、その変遷を追った画期的なワイン史。
内容説明
ただ酔うだけでは、つまらない。その先に広がる豊饒な物語!メソポタミア、ローマから、フランス、そして新世界のワインまで、日本人による、初めてのワイン全史。
目次
序章 東洋に残る葡萄への思い―日本人はいつからワインを飲んだか
第1章 ワインの源流を探る―メソポタミアの酒宴図
第2章 ワインの育ての親―技術を発展させたエジプト
第3章 古典ワインの形成と確立―ギリシャの神話とのかかわり
第4章 宗教と結びつくワイン―旧約・新約聖書とイスラエル
第5章 ワインにおけるヘレニズムとヘブライズム―ローマの「貴族のワイン」と「庶民のワイン」
第6章 衛生や信仰のためのワイン―多様化する中世
第7章 知と理性のワイン―近代前における変革
第8章 市民社会と科学のワイン―ワインの理想美がつくられた近代
第9章 科学技術が引き起こした大変革―二十世紀のワイン
第10章 ワインの新ルネッサンス時代―世界各国の新たな取り組み
著者等紹介
山本博[ヤマモトヒロシ]
弁護士。1931年、横浜市生まれ。早稲田大学大学院法律科修了。はやくからワインに関心を持ち、世界のワイン生産地を訪れ、その世界に魅了される。シャンパンの同業団体CIVCの委嘱で、日本の不正表示阻止の法律事務を扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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