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出版社内容情報
古い都の地でもある琵琶湖の里には、懐かしい古の習俗と、仏像たちが今も静かに息づいている。十一面観音から白山の女神、オコナイさん、左義長祭、穴太衆、山王祭、シコブチ神社へ到る、歴史民俗探訪紀行。
内容説明
京都の隣にあって、もうひとつの古い都の地でもあった滋賀の国。ここには、懐かしいむかしの習俗と、古い仏像たちが今も静かに息づいている。十一面観音から白山の女神へ、オコナイさんから左義長祭へ、穴太衆から山王祭へ、シコブチ神社から鯖街道へ到る、探勝の紀行。
目次
1 十一面観音から白山の女神へ(近江へ;春照で出会った円空仏 ほか)
2 オコナイさんから左義長祭へ(予祝の神事 オコナイさん;小谷山の風景 ほか)
3 穴太衆から山王祭へ(近江八景今昔;虹色の大津 ほか)
4 シコブチ神社から鯖街道へ(甲賀の花傘太鼓踊り;比良山という聖地 ほか)
著者等紹介
高橋真名子[タカハシマナコ]
1965年、東京生まれ。日本女子大学卒業。会社員、大学研究室勤務などを経て、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プクプク
9
近江の仏像、祭りや琵琶湖が優しい言葉で書かれていてとても読みやすい。静かな琵琶湖の里に惹かれる。京都の隣にあって静かな近江だけれど行ってみたくなる魅力ある一冊。2016/03/17
みこれっと
1
昨年ふと思い立って近江八幡へ旅をしたのだけど、これを読んでから行けばよかった〜、とはいえぎうぎうの日程だったのでそんなにあちこち回れなかったけど・・・古から栄えていた土地というのは興味深いものがあります。2023/04/01
めーてる
0
滋賀の様々な地を旅して、滋賀の地に根付いた歴史・文化・信仰について、さらさらと流れるような、愛のこもった文章で丁寧に記した本。滋賀の全く知らない一面が見えてきて、これは近畿地方に住む者として、絶対に旅をしたいなあ、と思わされた。2018/01/29