名山の日本史

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  • サイズ B6判/ページ数 477p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309224107
  • NDC分類 291.04
  • Cコード C0021

内容説明

日本人の精神と深くかかわってきた「名山」。その歴史と文化を格調高い文章で綴り、日本人の心の源流を探る。名山の背景となる信仰と伝説の世界とは?富士山、筑波山、立山、八ケ岳、槍ケ岳、阿蘇山など四十篇を収録した渾身の名著。

目次

第1章 東北の名山(岩木山―山椒太夫伝説と百沢寺;八甲田山―黄金山伝説と死の雪中行軍 ほか)
第2章 関東の名山(筑波山―歌垣の山と名刹中禅寺;男体山―補陀落山と日光開山 ほか)
第3章 中部の名山(富士山(最高峰に託す日本人の思い;富士の大巻狩りと富士講;大噴火とその後の富士)
立山―厳冬の高山を越えた戦国武将 ほか)
第4章 近畿の名山(伊吹山―荒振神と薬草の山;比叡山―日吉神社と延暦寺の盛衰 ほか)
第5章 中国・四国・九州の名山(大山―出雲神話と三院の争い;石鎚山―伊予の高嶺の二大道場 ほか)

著者等紹介

高橋千劔破[タカハシチハヤ]
1943年、東京都に生まれ埼玉県大宮市で育つ。66年、立教大学日本文学科卒業。同年、人物往来社に入社。月刊「歴史読本」編集長、同社取締役編集局長を経て96年退社。『花鳥風月の日本史』(黙出版、尾崎秀樹記念「大衆文学研究賞」受賞)。日本ペンクラブ常務理事、大衆文学研究会幹事長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mabel

3
よかった。最近、山岳信仰とその歴史に興味があるので。山に大きな力を感じて信仰の対象としてきた古代の人々。その力に神や仏、そして本地垂迹という枠組みを与え、その後神仏分離で廃仏棄釈を押し進めた日本人。そして今。そんな視点で山にある神社(お寺)を見つめると、また違った思いが湧いてきます。2017/11/15

惰性人

0
富士山や鳥海山を始めとした名山には、はるか奈良時代から続く歴史と、その地に住む人々の暮らしとのかかわりがありました。日本の山、文化について教えてくれる本です。2011/03/12

いつかはビーエム

0
名山には名刹があったんだ・・・。2010/06/30

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