溥傑自伝―「満州国」皇弟を生きて

溥傑自伝―「満州国」皇弟を生きて

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309222684
  • NDC分類 289
  • Cコード C0023

内容説明

ラスト・エンペラーの皇弟。日中関係の鍵として「満州国」の興亡を生き、真実の愛を貫いた波瀾の生涯。

目次

醇親王府
黄金の幼年時代
光り輝く広々とした世界への憧れ
日本留学
入念に計画された結婚
「満州国」の崩壊
ソ連での五年間
撫順戦犯管理所〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

23
○溥傑さんの波乱の人生が穏やかな筆で綴られていますが、関東軍への視点等ところどころに感情と鋭さが表れているように感じました。不幸な部分が多いですが、信頼しあえる夫婦であったことが良かったです。2023/09/07

桐一葉

3
2人の目論見は果たされなかったね。2人とも沢山の犠牲の上に生きて、償って、晩年は心から愛する人と過ごせたことは幸せやったかな。想像もできひん人生を歩んでいはったから、どんな感想も的外れなかんじがする。理解することは難しいけど、歴史は知りたい。2019/11/14

ちい

2
物静かだが、聡明で、人の気持ちが分かる優しい人だったんだと思った。 残された日記や本文から、嵯峨浩とは相思相愛だったこともよく分かる。自身の生まれ育ちを誇示することは無かったとのことだが、言葉の端々や写真に写るその佇まいからは気品が感じられ、確かに愛新覚羅の血を継ぐ、高貴な人だと思った。 政略結婚と言われた浩との結婚だが、このような相手と生涯を添い遂げられたことは、二人にとっては幸せだったのではないかと思う。素敵なご夫婦。 2023/10/15

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