内容説明
服飾は文化を読む鍵。なぜ、リボンをつけるのか。なぜ、スカートは長くなったり短かくなったりするのか。ネクタイをいつからつけた?身のまわり、服飾史を豊富なエピソードで描く。
目次
第4部 18世紀―啓蒙主義・ロココ(神学から人間教育を奪い取った哲学;渦巻き模様が壁を這い、鏡や絵画の枠になった;大陸を席捲するフランス・モード;妊娠中の婦人も賭博台で産気づく)
第5部 革命の時代(夜空に燃える「自由、平等、博愛」;古代の理想と結びついた時代潮流;髪粉とハイヒールへの反逆;女性は男服姿で旅に出る)
第6部 産業革命下において(「科学」の時代に生きるほこり;リトグラフは誰でも分かる言葉で語った;優雅で蛇のようなボア;ピアノがハープを完全に駆逐した)
第7部 市民社会のとまどい(国民議会というベルゼブブ;暗くしたアトリエから戸外へ;巨大化した女性のモード;世界じゅうを駆り立てた旅行熱)
第8部 世紀末から20世紀へ(進化論は信仰信条にまでなった;支払い不能になった絵画の破産宣告;絹の下着に示される超ぜいたく;ダンスのできるレストラン)
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- 和書
- オーラソーマ・ヒーリング