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出版社内容情報
【目次】
内容説明
雪原の彼方には、なにがあるのか。オオカミ、ムース、ヒグマを殺し、食し、共生するエスキモーの暮らしを生きる、白人一家の魂の物語。いらない「必要」を嫌う特別な画家の父エイブ・ホークリー、原野と外の世界に憧れる兄ジェリー、明るく美しくだれとでも打ちとける姉アイリス、黄色い髪の僕カタック。アラスカでエスキモーと生きる白人一家の苛烈かつ切ない物語。世界でいちばんきれいな初恋の人ドウナ、夜を満たすために物語をかたる狩人エヌーク、お母さんみたいなハグをするジャネットなど、個性的な登場人物が織りなす、21世紀版『野性の呼び声』。
著者等紹介
キャントナー,セス[キャントナー,セス] [Kantner,Seth]
1965年アラスカ生まれ。作家・漁師・野生動物写真家。アラスカ大学とモンタナ大学でジャーナリズムを専攻。2004年に本書でデビューし、太平洋岸北西部文学賞、ミルクウィード・ナショナル・フィクション賞など、高い評価を得る。22年『故郷へつづく千の道:カリブーと生きて』(未邦訳)でナショナル・アウトドアブック賞受賞。妻と娘とともにアラスカ在住
池澤綾羽[イケザワアヤハ]
翻訳家。5歳で渡仏。北海道インターナショナルスクール卒業後、イーストアングリア大学言語学部で学んだのち、パリ第6大学数学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
フランソワーズ
9
白人であることが差別の対象になるアラスカの原野。エスキモーたちに囲まれて育ちながら成長。一旦は憧れていた外の世界アンカレッジに移り住むが、結局は自分が育った原野で生きることを選択する。そんな少年が見たアラスカの世界。私たちが抱くイメージを覆す、本当のアラスカがここにある。2026/05/24
ぱせり
3
アラスカ、エスキモーの原野で育った白人カタックの半生の物語。感情を抑えた文章は、エスキモーの慣習(自分語りを嫌う)を身に着けた寡黙なカタックの語りに似つかわしい。これは行きて帰りしの物語、といえるのではないか。ふつうのオオカミは、自身の原野を、思うままに駆けていってほしい。2026/06/17
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