ジェイムズ

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309209289
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

全米図書賞&ピュリツァー賞、驚異のW受賞!
ブリティッシュ・ブック・アワード、カーネギー賞、カーカス賞受賞!
ニューヨーク・タイムス・ベストセラー1位、2024年ベストブック最多選出。
各賞を総なめにした、2024年アメリカ文学最大の話題作。
我が身を売られる運命を知り、生き延びるために逃げ出した黒人奴隷ジェイムズ。
しかし少年ハックをともないミシシッピ川をくだる彼を待ち受けるのは、あまりに過酷な旅路だった。
奴隷主たちを出し抜き、ペテン師を騙し返し、どこまでも逃げていくジェイムズの逃避行の果てに待つものとは──。
黒人奴隷ジムの目から「ハックルベリー・フィン」を語り、痛烈な笑いと皮肉で全世界に衝撃を与えた怪物的話題作。


【目次】

内容説明

黒人奴隷ジムが語る「ハックルベリー・フィン」。過激な笑いと鋭利な真実で世界をくつがえす、前代未聞の話題作。全米図書賞、ピュリツァー賞、英国図書賞、アンドリュー・カーネギー賞、カーカス賞、驚異の5冠受賞!

著者等紹介

エヴェレット,パーシヴァル[エヴェレット,パーシヴァル] [Everett,Percival]
1956年生まれ。アフリカ系アメリカ人作家。南カリフォルニア大学卓越教授。著書に『Dr.No』(全米批評家協会賞最終候補、PEN/ジーン・スタイン図書賞受賞)、『The Trees』(ブッカー賞最終候補)、『Telephone』(ピュリツァー賞最終候補)などがある。小説『Erasure』を原作とした映画『アメリカン・フィクション』が2023年に公開され、アカデミー賞脚色賞を受賞。本書は、全米図書賞、ピュリツァー賞、英国図書賞など数々の文学賞を受賞した

木原善彦[キハラヨシヒコ]
1967年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科修士課程・博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院人文学研究科教授。英米文学研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

158
全米図書賞&ピュリツァー賞W受賞他、各賞を総なめにした、2024年アメリカ文学最大の話題作ということで読みました。世界一のならず者国家の過去の更なるならず者時代、南北戦争前夜の物語、「ハックルベリー・フィン」逃亡奴隷ジェイムズの冒険活劇、悲惨な話ではありますが、爽やかに読めました。現代のアメリカ人、得に白人達は、自らの黒歴史に関し本書を読んで、どう感じているのでしょうか❓ 今年のBEST20候補作となりました。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309209289/2025/07/18

ナミのママ

79
鳥肌が立つほど面白かった。『ハックルベリー・フィン』の黒人奴隷ジムが主人公となり語る作品。前半は名作をなぞりながら進行するが、後半になり急展開する。これはどうなっていくのかと目が離せず、終盤に向かうにつれて手に汗を握る逃亡劇となる。物語としての笑いの裏には現代も続く人種問題が深く横たわる。奴隷とは何ものなのか、人身売買も含めて考えさせられる。今年のベスト3に入れたい作品だ。 【2024年全米図書賞】【2025年ピュリツァー賞】【2024年カーカス賞】【英国図書賞】【カーネギー賞】5冠受賞2025/07/21

朗読者

23
「ハックの冒険」を逃亡奴隷ジムの視点で描いた作品。白人による黒人への残虐行為、非道行為を糾弾した黒人作家による作品。白人には読んでいられない内容だが、ピュリッツァー賞、米・英図書賞など5冠の受賞には白人審査員もいただろう。白人に感想を聞きたい。ロックとカンディードとパッシングはまた勉強したい。物語はジムは実は読書家で2つの言葉を使いこなす佯愚だったという改変による。先週読んだ本では「ドンキホーテ」が佯狂を描いた作品だと紹介されていた。2つの名作に「佯=いつわる、ふりをする」という共通点を感じた。2025/07/12

marco

15
あらためて感想を書こうと思うけれど、『ハックルベリィ・フィンの冒険』のSIDE Bという仕立てで、奴隷制度をテーマにした本書に強く惹かれ一気読みしました。「ジェイムズの冒険」としての、物語としての面白さはもちろんのこと、アメリカというシステム、白人優位の世界への異議申し立てが、この時代において共感を呼んでいるのかも。2025/07/05

Matoka

13
「今日のアメリカ文学はすべて『ハックルベリー・フィンの冒険』という一冊の本から生まれている」といわしめた物語を黒人奴隷のジェイムズ視点で語りなおしたのが本作。白人の無知、傲慢さ、人間の残酷さ、人を信じることなど複数のテーマがちりばめられている。既存の物語を視点をずらすことで世界はぐるりと変わる。パッシングやワンドロップルールという言葉を初めて知った。2025/07/14

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