北京の秋

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北京の秋

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309208626
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報



ボリス・ヴィアン[ヴィアン,B]
著・文・その他

野崎 歓[ノザキ カン]
翻訳

内容説明

殺人、恋愛、実験、遺跡発掘、鉄道工事、存在しない生物たち…黄色い砂漠が広がるナンセンスの大地エグゾポタミー。稀代の作家・翻訳者・贋作者・ジャズトランペッターとして短い生を駆け抜けたヴィアンの魅力が詰まった最大最高の長篇、新訳決定版!「いうまでもないことだが、この作品には『中国』も『秋』も出てこない」

著者等紹介

ヴィアン,ボリス[ヴィアン,ボリス] [Vian,Boris]
1920年パリ郊外に生まれる。中央工芸学校を卒業し、公社に勤務しながら、執筆・翻訳活動を始める。アメリカ文化に造詣が深く、ジャズトランペッターとしても活躍。46年、ヴァーノン・サリヴァン名義で『お前らの墓につばを吐いてやる』を発表、たちまちベストセラーとなるが、過激な内容によって訴えられる。47年自らの名義で長篇『うたかたの日々』と『北京の秋』を発表。また、シャンソンの作曲や映画シナリオの執筆なども手がけたが、59年、映画『お前らの墓につばを吐いてやる』の試写会中に心臓発作を起こし、急逝。死後、ジャン・コクトーやレーモン・クノーらによって再評価され、後年はとくに若い読者から熱い支持を受けるようになった

野崎歓[ノザキカン]
1959年新潟県生まれ。フランス文学者・翻訳家・エッセイスト。放送大学教養学部教授。東京大学名誉教授。著書に、『ジャン・ルノワール―越境する映画』(青土社、サントリー学芸賞)、『赤ちゃん教育』(青土社、講談社エッセイ賞)、『異邦の香り―ネルヴァル「東方紀行」論』(講談社、読売文学賞)、『水の匂いがするようだ―井伏鱒二のほうへ』(集英社、角川財団学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

22
ユーモアあふれる奇想小説。差別的な発言をわきにおけば、登場人物への同情とくすっと笑いが止まらない。ヴィアンは登場人物たちにいやがらせばかりしている。冒頭、ある男が会社行きのバス停で待っている。最初にきたバスは満席。二台目からは三人降りたのに「もともと定員オーバーだった」と乗せてもらえず。三台目のバスにはぶつけられて下敷きになり、起き上がる前にバスが行ってしまう。四台目は整理券を「拾ったもの」だと疑われ…。こんな調子で、当事者たちには申し訳ないと思いつつ、にやにやしながら読んだ。2022/10/11

Hiroki Abe

6
去年の10月くらいに買ってやっとこさ読み終わりました。まず圧倒されたのはあっちこっちに飛びまくる世界線と想像力です。スラップスティック調の軽い文体ながら、私の想像を遥かに超える展開と文章に読みながら頭が拒絶反応を起こして、何度も読み直しを繰り返しました。私の読書力もまだまだ青く、そして、世界はもっと深く広く、そして興味深いということだろう。2023/01/11

まみ

3
ものすごくへんてこ、音楽みたいなお話だった。装丁名久井直子さん、装画ヒグチユウコさん、飾っておきたくなるすてきな本。2023/01/22

Mark.jr

3
"北京"にも"秋"にも全く関係ないのにつけられたタイトルと同じくらいに、内容もまたムシャムシャと音が聴こええるぐらいに人を食ったものです。こういう本は大好きです。2023/01/19

3
荒唐無稽理不尽猥雑小説(こういう風にしか形容しようがない) ストーリーはあって無きが如く、登場人物達が好き勝手にはちゃめちゃな言動を起こしていく だからこそそんな彼らが次第に仲違いし、散り散りになっていく展開は余計に物悲しい 説明の難しい怪作2022/10/30

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