サハリン島

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  • サイズ B6判/ページ数 401p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309208121
  • NDC分類 983
  • Cコード C0097

出版社内容情報

北朝鮮発の核戦争後、日本は鎖国を開始。帝大の女性未来学者が人肉食はびこるサハリン島に潜入する。2010年代最高の露語SF。

内容説明

キム・ウン・ユンが発射した弾道ミサイルをきっかけに、核戦争が勃発。二か月にわたる熱戦のすえ、欧米の主要工業国は壊滅する。ユーラシア大陸では人間をゾンビ化する伝染病MOB(移動性恐水病)が流行し、ロシア東岸は化学兵器で浄化される。一方、日本は鎖国体制を敷き、大日本帝国を復活。その保護下にあるサハリン島に、帝国大学応用未来学研究者シレーニが調査に赴く。徹底して差別される中国人とコリアン、「ニグロ」と呼ばれる檻の中の生贄たち、謎の天才詩人シンカイシロウ、人間の死体を燃料とする発電所、放射能で汚染された木々や魚類…。魑魅魍魎うずまく茶色い大地で、シレーニと案内役の銛族アルチョームはいかなる未来を掴みとるのか。破格の想像力に満ちたロシア発の「日本小説」!

著者等紹介

ヴェルキン,エドゥアルド[ヴェルキン,エドゥアルド] [Verkin,Eduard]
1975年ロシア・ヴォルクタ生まれ。大学で講師を務めながら執筆活動を開始する。2003年よりゴーリキー文学大学の高等文学コースで学ぶ。06年、初の長編『夢の居場所』を発表し、宿望賞SF部門最優秀作品賞受賞。19年、初の一般向け長編である『サハリン島』で国際的な幻想文学賞であるA&B・ストルガツキー賞受賞

北川和美[キタガワカズミ]
ロシア語通訳・翻訳家。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻は現代ロシア文学・文化

毛利公美[モウリクミ]
ロシア文学研究・翻訳家。東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

77
核戦争後、日本が先進国で唯一の生存国となった世界。天災や放射能、更には凶悪なウィルスによって荒れ狂うサハリン島を舞台にしたポスト・アポカリプス・ロシアSF。ダンテの神曲よろしく、地獄のような地を経巡るロードノヴェル形式だが、現実離れした設定からは想像もつかないほど物語の背景が緊密に作り上げられている。生々しく色や臭いが紙面から浮かび上がってきそうな描写力、ユーモアさえも狂気が滲む圧倒的退廃感。凄まじい負のオーラが五感を刺激する空前絶後の衝撃作である。これを書くまで児童文学作家だったとは俄かに信じ難い。2020/12/26

Sam

50
ロシア人作家によるいわゆる「ポスト・アポカリプス」の小説。北朝鮮による核戦争で世界は崩壊したが日本は生き残る。そんな中、主人公である東京帝大の未来学者シレーニが調査のためサハリン島を一巡りするという物語。まさに文字通りの「地獄巡り」であり、「移動性恐水病」なる病に冒されたゾンビ擬きの襲撃などサスペンスフルな場面もあるが、真に迫力を持って迫ってくるのは人々の絶望と狂気である。それでも最後は再生の物語として締め括られており「未来学」の勝利というべきか。筆者は芥川龍之介はじめ日本文化に造詣が深いとのことである。2021/09/04

あたびー

39
詩的表現と時々食い違う出来事の記述などに終始幻惑させられた。朝鮮半島から始まった第三次世界大戦の核攻撃応酬で、再び鎖国した日本以外の世界は事実上滅亡している。上流階級出身で応用未来学専攻のシレーネは、調査のため監獄島となっているサハリン島へ向かう。死体は資源。苛烈な人種差別。そんな場所の観光案内が進む内に大地震。そしてゾンビ大発生と容赦ない浄化。この世界で人間は本当に未来を夢見ることができるのだろうか。ところでシレーネ、いつ致したの??2021/04/15

のりすけたろう

35
ふぅd( ̄  ̄)やっとサハリン島から脱出✨なんなんだ!この世界は(´;ω;`)💦って感じでした。なかなかクセがあります。2021/05/29

小太郎

32
ディストピア物は結構読んでるんですが、まだまだこんな面白本があるんだと驚愕。北朝鮮が起こした核戦争で世界が崩壊。被害の少なかった日本が大日本帝国として復活しその保護下にあるサハリンに主人公の未来学者シレーニが調査旅行に赴くことになります。放射能に汚染され罹るとゾンビ化してしまう恐水症が流行。とんでもない世界になっているサハリンの地獄めぐり記。まず設定がすっ飛んでるし各エピソードのリアルさが尋常ではありません。作者はYA向きのSF小説を書いてるらしいだけどこれは本当にビターな一冊。今年のベスト入り確定!2021/08/23

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