出版社内容情報
自殺者が集まる世界でかつての恋人を探すハイムは「意味のない奇跡」に満ちたサマーキャンプにたどり着く。傑作グラフィックノベル。
内容説明
自殺者だけが集まる世界で始まる、男女3人の世にも奇妙なロード・トリップ。「意味のない奇跡」に満ちたサマーキャンプで何が起きるのか。
著者等紹介
ケレット,エトガル[ケレット,エトガル] [Keret,Etgar]
1967年イスラエル・テルアビブ生まれ。両親はともにホロコーストの体験者。兵役中に小説を書き始め、短篇集『パイプライン』(1992)でデビュー。短篇集『キッシンジャーが恋してく』(1994)で英語圏でも人気を集め、『突然ノックの音が』(2010)はフランク・オコナー国際短篇賞の最終候補となる。ほかに、短篇集『アニフ』(02)、『銀河の果ての落とし穴』(18)、エッセイ集『あの素晴らしき七年』など。作品はこれまでに世界40か国以上で翻訳され、19年にはイスラエル最高の文学賞サピール賞を受賞。絵本やグラフィック・ノベルの原作を執筆するほか、映像作家としても活躍。2007年には『ジェリーフィッシュ』で妻のシーラ・ゲフェンとともにカンヌ映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞している。テルアビブ在住
ハヌカ,アサフ[ハヌカ,アサフ] [Hanuka,Asaf]
1974年生まれ。フランス・リヨンのエミール・コール美術学校でマンガを学ぶ。商業イラストレーションや、アニメーション映画『戦場でワルツを』の作画を手がけるほか、ケレットとのコラボレーションも多数。自伝的コミック『Realist』、『The Divine』(トメル・ハヌカ、ボアズ・ラヴィーと共同製作。2016年国際漫画大賞受賞)など。アイズナー賞受賞
母袋夏生[モタイナツウ]
長野県生まれ。ヘブライ語翻訳家。訳書に、E・ケレット『突然ノックの音が』(新潮社)、『クネレルのサマーキャンプ』(河出書房新社)、U・オルレブ『壁のむこうから来た男』(産経児童出版文化賞受賞、岩波書店)、A・B・イェホシュア『エルサレムの秋』(河出書房新社)、T・シェム=トヴ『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』(岩波書店)、『お静かに、父が昼寝しております ユダヤの民話』(岩波書店)など。1998年、ヘブライ文学翻訳奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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buchipanda3
南雲吾朗
∃.狂茶党
Ecriture
かさい