出版社内容情報
パウル・ツェランとともに戦後を代表する詩人ルネ・シャール。ハイデガー、ブランショ、フーコーにまで影響を与えた閃光のような詩を現代詩の第一人者が訳、伝記を付す。
内容説明
20世紀最大の詩人シャールの主要作品を現代詩の第一人者が鏤骨の新訳、その詩と生涯を辿る評伝を付した至高の書。
目次
総合詩集 “ル・マルトー・サン・メートル ムーラン・プルミエを添えて”より
総合詩集 “外では夜が支配されている(1936‐1938)”より
総合詩集 “激情と神秘”より
総合詩集 “朝早い人たち(1947‐1949)”より
散文集 “土台と頂点の探求”より
総合詩集 “群島をなす言葉(1952‐1960)”より
総合詩集 “失われた裸(1964‐1970)”より
詩集 “狩猟する香料(1972‐1975)”より
著者等紹介
野村喜和夫[ノムラキワオ]
1951年埼玉県生まれ。戦後生まれ世代を代表する詩人のひとりとして、現代詩の先端を走りつづけるとともに、小説・批評・翻訳なども手がける。詩集に『特性のない陽のもとに』(歴程新鋭賞)、『風の配分』(高見順賞)、『ニューインスピレーション』(現代詩花椿賞)、『ヌードな日』(藤村記念歴程賞)、小説、評論に『萩原朔太郎』(鮎川信夫賞)、など。また、英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』で2012 Best Translated Book Award in Poetry(USA)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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