リンカーンとさまよえる霊魂たち

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リンカーンとさまよえる霊魂たち

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  • サイズ B6判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309207438
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

南北戦争の最中、急死した愛息の墓を訪ねたリンカーンに接し、霊魂達が壮大な企てに挑む。全米ベストセラー感動作。ブッカー賞受賞。

ジョージ・ソーンダーズ[ソーンダーズ,J]
著・文・その他

上岡 伸雄[カミオカノブオ]
翻訳

内容説明

戦時の大統領リンカーンが、急逝した愛息ウィリーの記憶にひたるため夜の墓地を訪れる。そこには自らの死を受け入れられず、彼岸と此岸の間をさまよう霊魂たちがいた。たくさんの目と鼻と手をもつベヴィンズ、素っ裸で巨大なペニスを屹立させたヴォルマン、最後の審判を恐れる牧師トーマス…。現世の妄執を抱えて生きる(?)彼らがリンカーンに触れる時、感動的でユーモラスな途方もない物語が動きはじめる。まったく新しい形式に奇想と興奮を詰めこんだ、現代アメリカ最高の短編作家、驚愕の初長編。全米ベストセラー、ブッカー賞受賞の超話題作!!!

著者等紹介

ソーンダーズ,ジョージ[ソーンダーズ,ジョージ] [Saunders,George]
1958年アメリカ・テキサス州生まれ。現代アメリカを代表する作家の一人。さまざまな職を経験したのち、大学で創作を学ぶ。1996年に初の作品集『落ち目になった南北戦争ランド』を発表。13年、短編集『十二月の十日』が全米ベストセラーの第1位となり、短編小説の復権として話題を呼んだ。17年、初の長編となる『リンカーンとさまよえる霊魂たち』でブッカー賞受賞

上岡伸雄[カミオカノブオ]
1958年東京生まれ。翻訳家・アメリカ文学者。東京大学文学部大学院英文科修士課程修了。学習院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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ペグ

105
まだあの世に行けなくて墓場でぐずぐずしている霊魂たちが、それぞれの思いを独白する、まるで小劇場で上演されている舞台のような作品は、流石、奇才ソーンダーズの情けなくも愛すべき人間達の不思議な小説。最終的に昇華する魂たちが愛おしい。2020/07/11

藤月はな(灯れ松明の火)

95
黒人奴隷解放を目指していたエイブラハム・リンカーンの最愛の息子が亡くなった。しかし、ウィリーの魂は彼の死を信じられない父親の嘆きを想い、「あるべき処」に行かず、留まっていた。その事から時が止まっていた死者達に奇跡が起こる。霊魂がこの世に留まるのは自らの死を信じたくないから。恥や過ちだと分かっていても人は過去に縋り付かずにいられない。それが生きている事の礎だと強硬に思い込んでいるから。しかし、そこからは何も始まらないのも事実。後、リンカーンの当時の批判的な揶揄は映画『荒野はツラいよ』の一場面を思い出させる。2018/10/03

Willie the Wildcat

77
原題のBardo、此岸と彼岸の狭間。現生への未練も、奇跡的な事象を目の前にして動揺する霊魂たち。愛憎様々な思いが入り交じり、積もり積もった鬱積・疑問を投げかける。演劇シナリオを読んでいるかのような文体。そこには、南北戦争の功罪はもちろん、親子の愛情を通して、ヒトとしての本質を再認識させる訴えが多々。霊魂たちがウィリーのために奔走するのは、見失いかけた何かを取り戻すためでもある気がする。結果が、”物質が光となって花開く”現象である。2019/03/06

ゆのん

73
文章の構成が特殊で最初は読むのに苦労したが慣れてくると難なく読めた。幼い息子を亡くしたリンカーンと息子のウィリー、そして様々な理由により亡くなった様々な時代のさまよえる霊魂たちの悲痛な叫びが自分のすぐ近くで反響し響き渡るような感じがする。642019/02/26

ヘラジカ

47
哀切さに満ちた物語は絵本のように童話的でありながら、全体を通して見ると長編詩のようでもあり、台詞による構成は戯曲的でもある。コミック調を想像させるキャラクター造形からはなんとなく(ティム・バートンみたいな)ディズニー風味を感じさせる。亡霊たちの独白や記録引用などによるコラージュ構成はポストモダンチックで奇抜だが、帯の言葉通りリーダビリティは非常に高い。他に類を見ないこの上なく不思議な作品。確かに珍奇な小説だが、数々の悲痛な叫びやリンカーン父子によって齎される霊魂たちの切なく温かな結末には単純に感動した。2018/07/21

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