内容説明
あの夢は、私の初めての過激な行為だった―ささやかな野望と、清冽な真摯さ。大反響を呼んだ『私は生まれなおしている』執筆時に書かれたデビュー小説、半世紀の時を経てついに刊行。
著者等紹介
ソンタグ,スーザン[ソンタグ,スーザン][Sontag,Susan]
1933年生まれ。二〇世紀アメリカを代表する批評家・作家のひとり。2004年他界
木幡和枝[コバタカズエ]
1946年東京生まれ。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。上智大学文学部新聞学科卒業後、編集に従事。70年代より美術、音楽、ダンスのプロデューサー、NY“P.S.1”の客員学芸員。82年オルタナティヴ・スペース“plan B”を田中泯らとオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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misui
6
自分が見た夢を観察し、それを日常にフィードバックする。ここでは夢への批評意識が常に先行しているため、現実と夢が重なることはない。ではそうした自己と対象との隔たりをどう解消するか…という試行錯誤の物語なのだけど、ソンタグの処女作という文脈がなければ結構厳しい。逆に言うとソンタグの姿勢はよくわかるので、彼女の日記など他の作品とともに読むと得るものがあるのではないかと思う。2013/06/07
へんかんへん
3
Hのヒヤシンス、Oのオーキッド 名前がQで始まる花はない 2017/11/24
青いサーカス
0
パリらしき首都。アンダース夫人のサロンに通うようになったある日、イポリットは黒いワンピースの水着の男が登場する一連の夢を見て次第に取り憑かれてゆく。夫人とのアヴァンチュール、古代宗教アウトゲネス派の講義、俳優業、結婚――夢見師の男の遍歴。 2023/09/16