内容説明
たいしたことは起こらず、ごくささいなできごとですら大事件のようにされてしまう、そんな隠しごとのできない現代のオフィス・ライフを見事に写し取った、新感覚のオフィス小説。各紙誌絶讃のデビュー作。ＰＥＮ／ヘミングウェイ賞受賞作。全米図書賞最終候補、ニューヨークタイムズ年間優秀図書。
著者等紹介
フェリス，ジョシュア［フェリス，ジョシュア］［Ｆｅｒｒｉｓ，Ｊｏｓｈｕａ］
１９７４年アメリカ生まれ。アイオワ大学卒業後、シカゴの広告代理店に勤務した後、大学の創作科を経て小説執筆に専念する。２００７年『私たち崖っぷち』で長篇デビューし、その年もっとも話題を呼んだ新人作家となる。翌年にはＰＥＮ／ヘミングウェイ賞受賞。また『ニューヨーカー』『グランタ』『ティン・ハウス』などに次々に短篇を発表。『ニューヨーカー』が選ぶ、「４０歳以下のもっとも優れた作家２０人」に選ばれている
篠森ゆりこ［シノモリユリコ］
翻訳家。金沢生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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どどいち
44
下巻。励まされる作品でした。勇気を貰った…。2017/07/09
タペンス
2
自分も崖っぷちにいるので、タイトルにひかれてこの本を手にとった。少し希望が感じられる終わり方に、なんだか励まされる。必ず道は開けるよね。2015/04/27
柬
1
幸せとは何か。脳化社会の我々は、皆、問題を抱え崖っぷちに立っている。それでもなお、達観と諦観、優しさと愛で、この世の苦楽を賞味するのだ。2011/08/04
GO-FEET
1
★★★★2014/03/23
最終バック九番手
1
原著は２００７年刊行…ドラッグや重度のアル中が出てこないアメリカ小説を久しぶりに読んだ気がする…参考文献：あり…初版発行：２０１１年４月３０日…本体１６００円2011/10/18
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