内容説明
彼の地の空と暑熱に、揺れ動く青年の心を重ねた表題作。言葉を捨てた老詩人と、言葉を持とうとあがく息子との日々を静かにつづった「詩人の、絶え間なき沈黙」。いずれも、人間の深い哀しみを詩的に研ぎ澄まされた筆致で描く。イスラエル・ヘブライ文学を代表する作家のこのうえなく哀しく美しい傑作二篇。
著者等紹介
イェホシュア,アブラハム・B.[イェホシュア,アブラハムB.][Yehoshua,Abraham B.]
1936年、イスラエルのエルサレムに生まれる。イスラエル・ヘブライ文学界を代表する作家で、ノーベル賞候補にもあげられている。父は中東歴史の研究家、母はモロッコからの移民。ヘブライ大学で哲学とヘブライ語を学び、現在はイスラエル北部のハイファ大学文学部名誉教授。良心的左派としての論客でもある。国内外で各章受賞、95年にはイスラエル賞を受賞
母袋夏生[モタイナツウ]
ヘブライ大学文学部修士課程ディプロマ・コース修了。出版社勤務ののち、ヘブライ文学翻訳に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



