内容説明
人はこれほど放逸に性愛を極められるのか!性を自在に変容させる二人の少女と一人の男。痛苦と快楽のさなか非知への予感に震える白い肌。血と恍惚と死に彩られた、究極の性の供犠。全ヨーロッパを魅了した衝撃のベストセラー。
著者等紹介
デュガ,フローランス[デュガ,フローランス][Dugas,Florence]
ナント在住のフランスの女性作家。30歳で『サクリファイス』を発表して大評判となり、アメリカ、イタリア、イギリス、オランダ、ドイツでも出版され、15万部を超えるベストセラーとなった
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
redbaron
9
お互いの愛を信じられず、傷つけあうことで確認しようともがく。彼女の男女に対する感情は、ヒトは誰しも両性具有者なのかしらと考えさせられる。…さて、文学的に読むか、ポルノ小説的に読むか。両性具有っぽく(二通り的な…という意味です)本書を読むと一粒で二度おいしいかも…2015/03/26
世玖珠ありす
2
読み始めは、『痛い』だけのレズSM官能小説かと思いましたが、違いました。フロイト的な暗示の手記です。性的嗜好には、自身の深層心理が投影される。一見、アンハッピーで何も残らないように思いますが、SMの奥深さのようなモノを感じます。2010/02/05
takao
1
ふむ2024/10/14
やつき
1
読んだきっかけの書評↓ http://book.asahi.com/review/TKY200503120542.html 2012/02/01
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- 和書
- 山紫水明 - 会津の四季