内容説明
アメリカ南部の町で１８年前に事件が起きた。生まれてすぐのぼくをおいて死んだ母と、まだ見ぬ父にかかわる事件が。ルーツを探して訪れたぼくに、町の人びとが話してくれる。選ばれた女に童貞を捧げ、豊かな実りをもたらすという伝説のスイカ王のお話を―。嘘と現実とほんとうの愛をめぐる現代のおとぎ話。
著者等紹介
ウォレス，ダニエル［ウォレス，ダニエル］［Ｗａｌｌａｃｅ，Ｄａｎｉｅｌ］
アラバマ州バーミンガム生まれ。ノース・カロライナ州チャペル・ヒルに暮らしている
小梨直［コナシナオ］
東京生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやぎ
2
地味にありそうで嫌な話。最後のスイカの蔓はなんだったのかな。よくわからない。2019/12/22
ケロたん
1
自分ルーツを探しに母が死んだとされる地へ。古からの西瓜王祭りと絡んで…キングやジャクソンが書いたらバリバリホラーになる素材をユーモアで仕上げてます。面白かった。2018/08/16
梅干し夫人
0
赤ちゃんのお父さんがあの人って・・・えぇ～！なんか、こういうお祭りって本当にありそうで怖い。2015/06/07
Sasami
0
アシュランドの住人の、西瓜王に対する思いがもはや狂気とも言える。主人公が祖父と暮らしている頃の話が、少し寂しくて焦れったくて切ない。2013/07/31
-
- 和書
- ひたむきに農政
