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内容説明
パパは泣いていた。「ぼくは自分の生徒たちが怖いんだ」それからパパは、しばらく先生の仕事を休むことになった。そしてときどき、夜中にふらりと、いなくなってしまう。木靴をはき、ウインドヤッケを着て。近所に行くときの木靴。遠くへ行くときのウインドヤッケ。近くと遠く。いったいどこをさがしたらいいんだろう。そんなときはいつも、あの鳥が、ヨアキムの夜をおおった。ノルウェー文学賞、ドイツ・ユーゲンバッハ賞などに輝く北欧文学の傑作。
著者等紹介
ハウゲン,トールモー[ハウゲン,トールモー][Haugen,Tormod]
1945年東ノルウェーのヘドマルク県トリーシルに生まれる。オスロ大学でドイツ文学・美学を学び、ムンク美術館に勤めたのち、文筆に専念。『夜の鳥』でノルウェー児童文学賞、ドイツ・ユーゲンバッハ賞など、『ヨアキム』でノルウェー批評家協会賞など、数々の文学賞を受賞する。1990年には彼の作品全体に対し、世界最高の児童文学賞であるH・C・アンデルセン賞が授与された
山口卓文[ヤマグチタクフミ]
1947年福岡県生まれ。東海大学北欧文学科およびオスロ大学北欧文学科卒業。1971年から79年にかけてオスロで北欧文学、民俗学などを研究。帰国後、ノルウェー文学を中心に、北欧文学の翻訳紹介に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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