内容説明
インカ皇帝アタワルパの身代金に満足できない征服者たちは伝説の都クスコへ向かい、略奪と暴行の限りを尽くした。急激に強まる反乱の機運。大決戦を前に、帝国存亡の鍵を握る娘と若き征服者ガブリエルは、愛しあいながらも、ついに敵と味方に分かれることに…。インカ帝国史上“謎の時代”を背景に、圧倒的ディテールで贈る歴史ロマン、いよいよ佳境へ。
著者等紹介
阪田由美子[サカタユミコ]
1958年生まれ。慶応義塾大学文学部卒。翻訳家
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