内容説明
1984年12月、インドの巨大化学工場から毒煙が巻き起こった。チェルノブイリに匹敵する空前の事故を克明に描く、壮大なノンフィクション・ノヴェル。
目次
第1部 インドの空の新星(人命を奪う爆竹、死にゆく子牛、殺人的昆虫;無数の昆虫による地球規模のホロコースト;オリヤー・バスティーという貧民地区;食糧を救う大金持ちの夢想家;ハドソン河畔の三人の徒刑囚たち ほか)
第2部 星々の祝福する夜(殺す前に陽気にさせるガス;「諸君はみんな塵芥と化すだろう」;貧しき英雄たちにはアリ・ババの宝物;上等のウィスキーを好む財政家)
著者等紹介
ラピエール,ドミニク[ラピエール,ドミニク][Lapierre,Dominique]
フランスの作家、ジャーナリスト。「パリ・マッチ」の著名な記者として長らく活躍する。その後、アメリカ人のラリー・コリンズとコンビを組んで出版した『パリは燃えているか』や『第五の騎手』が、ミリオンセラーとなる。『ボーパール午前零時五分』は、1984年にインドで実際に起きた死亡者3万人とも言われる毒ガス事故を、3年にわたって取材して書いたノンフィクション・ノヴェルで、すでに欧米各国に翻訳されベストセラーになっている。フランスではシラク大統領が絶賛したのをはじめ、報道出版賞も受けた
モロ,ハビエル[モロ,ハビエル][Moro,Javier]
1955年生まれのスペイン人。シナリオ・ライターとして長らくアメリカに住み、映画プロデューサーと仕事をした
長谷泰[ハセタイ]
1944年、兵庫県生まれ。東京大学大学院修了。現在、明治学院大学文学部仏文科教授
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感想・レビュー
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