ブコウスキーの酔いどれ紀行

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ブコウスキーの酔いどれ紀行

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309202549
  • NDC分類 935
  • Cコード C0098

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

47
【人生は時にはひどいことになるかもしれないし、別の時は――ひょっとしたらまずまず――だとしても】故国ドイツへの旅の模様が綴られたエッセイ。同行カメラマン、M・モントフォートの写真80数点と、詩11編を収録。写真は粗い画質のモノクロだが、この白黒だけの濃淡という趣向がナイス。で、訳したのが、あの「受験生ブルース」の方。原題は『シェイクスピアは決してこんなことをしなかった』だそうで、邦題は編集部の意向でしょうか。あるいは訳者が、同じフォークシンガー仲間である酒仙・高田渡あたりを脳裏に浮かべたのだろうか――。⇒2023/05/25

Mishima

40
止まり木みたいなひとなんだね、疲れちゃった女のひとの。ずっと一緒なことは想像できないけど、羽を休めるためのちょうどいい枝。そして、ある日、今日までのことはなかったことにしよう、と言われたとしても、少し残念そうなそぶりはしても、グラス見ながら片手を上げるよね。それとも無言で煙を吹くかな。こういうひとが形成されるなら、酒も孤独もわるくはないな。だって必要だよ、世の中の、ある部分で、漂って生きて行く女には。2016/04/22

shun

1
フランスとドイツを訪れた時のことを綴った旅行記。旅行記ではあるけれど、ほとんど酒を飲んで酔っ払っている。それでも人や観光地に対する冷めた目でユーモアを持って綴られる独特な文章はとても心地良い。2023/02/12

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