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医学をきずいた人びと―名医の伝記と近代医学の歴史〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784309201610
  • NDC分類 490.2
  • Cコード C0098

内容説明

医学の父ヒッポクラテス。実験による実証主義をときながら、逆に固定化した権威としてまつりあげられた古代ローマのガレノス。ルネッサンス期に人体解剖図をつくりあげたヴェッサリウス。血液の循環を発見したハーヴェイ。聴診器の発明者ラエネック…。西欧の医師たちが理念、理論を実践の中でどのように生かし医学をきずきあげてきたのか。外科医である著者が現場の医師の目で語った、伝記による読物医学史。

目次

第1章 医学の始祖―ヒッポクラテス
第2章 ペルガモンの矛盾―ガレノス
第3章 再び目覚める―アンドレアス・ヴェサリウスと医学のルネッサンス
第4章 優しい外科医―アンブロワース・パレ
第5章 「自然そのものを助言者とすべし」―血液循環を発見したウィリアム・ハーヴェイ
第6章 新しい医学―ジョバンニ・モルガーニの解剖学的把握
第7章 木の葉は秋になるとなぜ紅葉するか―外科学、科学、そしてジョン・ハンター
第8章 診断なしに合理的治療はありえない―ルネ・ラエネック、聴診器の発明者