レオナルド・ダ・ヴィンチ―神々の復活〈下〉

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レオナルド・ダ・ヴィンチ―神々の復活〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309200927
  • NDC分類 983

内容説明

溌刺たる時代精神の最大の具現者ダ・ヴィンチは、封建主義の暴虐を横目に見ながら、自然界の深奥にひそむ美と真実を、冷静に、かつ深い愛情をもって探求しつづける。ダ・ヴィンチを中心に、モーロ公、サヴォナローラ、チェーザレ・ボルジア、ミケランジェロ、ラファエロなどを併せ描きつつ、ルネッサンスと封建制度の対立葛藤を描く長編ロマン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆーかり

1
語られる時代についての描写力は素人目にも素晴らしく、国や役職、個々の人々の価値観や関係性までまとまって理解できた。この作品は、キリスト教と異教の宗教的探求を描いた三部作の内、二作目に当たるもの。レオナルドの求め続けた人間の翼、第一動力、モンナ・リーザとの交感。滅びる運命を予告した数々の作品。暗い真理の淵を覗き込むには、好奇心の他に何がいったろう。キリスト教を精神の軸とする話は、私には新鮮なものなので、それだけでも興味深いが、今回は、レオナルドに触れて心地良かった理由も、自分なりに解釈出来て満足。2015/12/17

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