内容説明
身辺の無駄を捨て、嫌われることを恐れず、老年だからこそ冒険する。自分流、老後の生き方!
目次
第1章 残された時間は贅沢品である―人生の無駄を捨て、自分にとって一番大切な部分に時間をかける。
第2章 憂鬱な気分を晴れやかにするために―悩んでいる時間がもったいない!会いたい人に会い、食べたいものを食べる。
第3章 老後のお金が不安になったら―自分に必要なものを見極め、自分流の豊かさを求める。
第4章 食道楽が健康維持のコツ―素朴な食材ほどおいしいものはない。手をかけず、楽しみながら料理に取り入れる。
第5章 病気や介護の苦しみから逃れたいとき―病人を生かすには、ユーモアとお色気が必須。笑いと性欲があれば、苦しみから這い上がれる。
第6章 本音の人間関係を築くために―嫌われることを恐れず、人を決めつけず、裏表がある世界を楽しむ。
第7章 夫婦関係に悩んでいるとき―互いに自立した関係が基本。期待せず、でも信頼する努力を続けてみる。
第8章 老後の目標がわからなくなったら―他者に与えることで、人間として残された時間を全うする。
第9章 死を恐れないための方法―何歳に死んでもいいのかを決める。そうすれば後の人生が楽になる。
第10章 理想の自分に近づけないとき―少し耐えて、少しいいかげんに。万事とぼとぼやっているうちに、出口が見つかる。
著者等紹介
曾野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。87年、『湖水誕生』で土木学会著作賞受賞。93年、恩賜賞・日本芸術院賞受賞。95年、日本放送協会放送文化賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞受賞。2003年、文化功労者となる。1995年から2005年まで日本財団会長を務める。2012年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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