内容説明
19世紀末アメリカ。死を求める魔女は、処刑用電気椅子を用いたショーに臨む。(「ニューヨークの魔女」)。子育て体験キットを育てることになった同性カップルの(非)日常。(「私のつまと、私のはは」)。その夏の日、女性は電信柱と激しい恋に落ちた。(「電信柱より」)。大戦のさなかに出会ったふたりの少女をつないだものは嘘だった―。(「嘘つき姫」)。新鋭・坂崎かおるが紡ぐ、珠玉の9篇。
著者等紹介
坂崎かおる[サカサキカオル]
1984年、東京都生まれ。2020年、「リモート」で第1回かぐやSFコンテスト審査員特別賞を受賞後、多くの文学賞やコンテストで受賞・入賞を果たす。本書が初の単著となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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