ビューティフルからビューティフルへ

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ビューティフルからビューティフルへ

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  • サイズ 46判/ページ数 144p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309030838
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

絶望をドレスコードに生きる高3の静とナナは、「ことばぁ」という老婆の家に毎週通っていて――。たたみかけるパンチラインで語られる高校生たちのモノローグ。第59回文藝賞受賞作。

著者情報
2003年奈良県生まれ。2022年に本作で第59回文藝賞を受賞し、デビュー。

内容説明

絶望をドレスコードにして生きる高校三年生の静と、ネグレクト家庭に育ち「死にたい歴=年齢」のナナ。ある晩、受験生のナナが単語カードを片手に歩いていると、駅前でサイファーをしている若い男に声をかけられた。ナナは気まぐれで、彼=ビルEを、静と自分の通い慣れている「ことばぁ」という老婆の家に誘うが―。軽やかなことば遊びと、たたみかけるようなパンチラインの奔流。生と死の両極に振り切れて乱反射する、高校生たちのモノローグ。第59回文藝賞受賞作。

著者等紹介

日比野コレコ[ヒビノコレコ]
2003年、奈良県生まれ。2022年、「ビューティフルからビューティフルへ」で第五九回文藝賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

96
独特のリズム感を持った文章だなと思いました。ピタリはまるときもあるけれどリズムに乗れないときは、しんどい。それでも新しい感覚につて行こうと一生懸命読みました。私の世代では中沢けいさん、少し後の世代では綿矢りささん。いくつになっても新しい感覚はワクワクさせてくれます。2022/12/18

いっち

69
作者が18歳と聞くと、ああ若い感性で書かれた小説ね、と思ってしまう。よくない先入観。早計だった。言葉の引き出しが凄まじい。著者は受賞対談で、図書館で「家族四人分のカードを使って、八十冊分くらい借りていました」と言う。若い感性で書かれたのではなくて、膨大な読書量に裏付けされた感覚で書いてるんだと思った。現代の日本の好きな作家として、乗代さんだけ挙げるのに好感を持てる。すごいと思う人の書いた本は、意味を読み取りたいと思ってしまう。なぜ、「ビューティフルからビューティフルへ」なんだろう。わからない。面白かった。2023/09/10

ミナミハハ

59
第59回文藝賞。王様のブランチで紹介していた。三人の高校生が、順番に自分の事を語っていく。上手く生きて行く為、普段学校や友人の前では空気を読んで行動している。その裏に、不安定な精神状態、絶望、リストカット等若さゆえの悩みが隠されている。言葉の選び方、表題、独特でした。2022/12/18

ぽてち

41
うーん、衝撃的にわからん作品だった。高校3年生のナナ、静、ビルEの3人の視点で話は進む。とは言え、ただ彼ら3人の周囲で起こっているワイワイガヤガヤを書いているだけで、取り立ててストーリーらしきものはない。著者の日比野さんは2003年生まれだから、これを書いたときは彼ら3人と同じ状況だったのか。言語感覚はすごいなと思った。これまで読んだことのない比喩や擬音がわんさか出てくる。……純文学で、わけわかんなくて、言語感覚がすごいって、あの人やこの人もそうだったよな。この作家、将来やばいかも。第59回文藝賞受賞作。2022/12/07

万葉語り

40
うーん、よくわからん。日本語なのに何を言いたいのかまるで入ってこない。Twitterとか、インスタとかやってないのでこの感覚についていけない。2023-482023/04/07

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