生き物Ａ

はなお【著】

河出書房新社（2022/08発売）

• サイズ 46判／ページ数 240p／高さ 19cm
• 商品コード 9784309030647
• NDC分類 547.48
• Cコード C0095

出版社内容情報

はなお［ハナオ］
著・文・その他

内容説明

理系クリエイターの哲学的反省半生記。

目次

立志編（生い立ち；居場所のない自分　ほか）
自立編（人は学ぶもの；働く、生きる　ほか）
挑戦編（死について；動画の秘密　ほか）
葛藤編（他人と自分；正しさって何？　ほか）
風雲編（恋とか愛とか；孤独とか不幸の話　ほか）

著者等紹介

はなお［ハナオ］
平澤和記。１９９２年８月生誕。２００８年大津市立志賀中学校卒業、同年滋賀県立膳所高等学校入学。２０１１年滋賀県立膳所高等学校卒業、同年名古屋大学前期試験不合格。２０１２年大阪大学基礎工学部入学、同年ウインドサーフィン部入部。２０１４年１１月ＹｏｕＴｕｂｅ開始、同年３月３年次でＹｏｕＴｕｂｅのため部活引退。２０１６年大阪大学卒業、同年同大学大学院入学。２０１７年４月大学院休学。２０１８年１月内定辞退、同年３月大学院中退、同年４月Ｙｏｕｔｕｂｅｒとして独立、同年４月積分サークルチャンネルを開設。同年７月会社を設立。同年１２月相方でんがんが正式にＹｏｕＴｕｂｅに加わる。２０１９年オフィス移転。２０２０年６月アパレルブランドＥＤＤＥＮ　ＥＬＬＥＮを創設。２０２０年１２月第一次山失踪事件。２０２１年９月ブランドとして関西コレクション出場（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くるり]

「40歳で死ぬ」と周りに公言しているという話にとても共感した。私も中学生の頃に「22歳で死ぬ」と決めていたからだ。なんで22歳なのかとか色々理由はあるけれど、そう決めていたから決断できたこともあったし上手くいったこともあった。20歳になった今はそうは思っていないけれど、簡単に何かに期待しなくなったことはいいことだと思っている。やっぱり私ははなおさんに似ていると思う。今はなおさんは幸せだろうか。幸せであって欲しい。寂しくて過去の動画を見返すことはできなくなってしまったけれど、元気でいてくれていたら嬉しい

2024/08/22

[うさっぴ]

人は人を思うとおりに動かす事は絶対にできない。人を本当の意味で支配するのは不可能なのだ。／「いてくれるだけでありがとう」と思う気持ちが強くなった。いてくれる事は当たり前じゃない。／「好きは広がる」とも思っている。好きなものを好きと言うとチャンスが舞い込んでくる。／「不幸せとは何か？」と聞かれれば、明確に答えられる。それは自分をコントロールできない状態だ。／未来の自分に借金をさせない、つまり早いうちから行動した方がいいのには理由がある。大局的に見て、年をとるにつれて自分が自由に動ける時間は減ってしまうから。

2022/09/26

[そう]

夫婦チャンネルにハマって、自律神経失調症と戦う様子を見ていて気になって読んでみた本。自伝というか、書きたいことを書いた作文的な感じではあるけど、人生への考え方を見習いたい部分が色々あった！ 未来の自分は今の自分の先にいる。 だから今を無駄にせず生きよう〜と思えた。

2024/11/11

[企業研究職(微生物)]

同世代なので共感する点多数。上達するには継続が必要。継続するには好きであることが必要。成果の有無は問わず、20代のうちに夢中になれることを見つけられればそれが自分の旗なのではなかろうか。

2024/12/04

[ほんぴん]

自分を世に放たれた一匹のモルモットととらえる考え方が斬新でよかった。自分を俯瞰してみることにつながると思うし、生きるのが楽になる、思いつめなくて済むと思った。

2023/08/13