出版社内容情報
山之口 貘[ヤマノグチ バク]
著・文・その他
内容説明
沖縄返還50年記念刊行!“地べたの詩人”の傑作小説集。「無銭宿」「野宿」から「第三日曜日」まで、そこにはつねに沖縄の魂がある。
著者等紹介
山之口貘[ヤマノクチバク]
1903年、沖縄県生まれ。詩人、作家。沖縄県立第一中学校中退、上京して日本美術学校に入学するも退学。夜逃げをしたり路上生活をしたりしつつ、書籍取次店、暖房屋、ダルマ船、汲み取り屋、鍼灸医学研究所などの職を転々としながら、貧乏・借金暮らしを見つめ、故郷・沖縄を想い、根源的な人間の姿を掘り下げる詩作に励んだ。著書に、『定本山之口貘詩集』(高村光太郎賞)などがある。全業績で沖縄タイムス賞受賞。1963年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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