出版社内容情報
山之口 貘[ヤマノグチ バク]
著・文・その他
内容説明
沖縄返還50年記念刊行!“地べたの詩人”の傑作小説集。「無銭宿」「野宿」から「第三日曜日」まで、そこにはつねに沖縄の魂がある。
著者等紹介
山之口貘[ヤマノクチバク]
1903年、沖縄県生まれ。詩人、作家。沖縄県立第一中学校中退、上京して日本美術学校に入学するも退学。夜逃げをしたり路上生活をしたりしつつ、書籍取次店、暖房屋、ダルマ船、汲み取り屋、鍼灸医学研究所などの職を転々としながら、貧乏・借金暮らしを見つめ、故郷・沖縄を想い、根源的な人間の姿を掘り下げる詩作に励んだ。著書に、『定本山之口貘詩集』(高村光太郎賞)などがある。全業績で沖縄タイムス賞受賞。1963年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gachi_folk
4
貘さんの好きな詩に「座布団」「頭をかかえる宇宙人」「会話」「鮪と鰯」などがある。 生活苦、沖縄差別、戦争、様々な問題が入り交じり、それでいてそこにユーモアがたされる。 この小説を通してそれぞれの詩をゆっくりと再度噛み締めることができた。貘さんの中にはいつも沖縄があった。2022/12/10
motoshimon
0
『山之口獏全小説 沖縄から』 (河出書房新社) を読む。 貧乏極まり妻に 泣かれ、 「僕は声を張り 上げて泣きたい ところ ぐっと 声をのみ込んで 考えた。 なにも、 詩ばかりを 推敲するのが 詩人ではあるまい。 結婚生活に してみても、 推敲するより 外に途はないと 考えた。」 地に足をつけて 生きること。 2026/04/02




