出版社内容情報
急死した聡士は生前なんの研究をしていたのか? 遺されたスマホをきかっけに、彼の死と伊織への想いに迫る感動の青春ファンタジー
内容説明
もう一度、君に逢いたくて―豪華スタッフとのコラボから生まれた感動の青春ファンタジー!
著者等紹介
三萩せんや[ミハギセンヤ]
1985年宮城県生まれ。2014年に第7回GA文庫大賞奨励賞、第20回スニーカー大賞特別賞、第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美紀ちゃん
68
大好きな幼馴染のお兄ちゃんが、転落死。 事故死ではないのかも?と、ドキドキする。 あの世をこの世に持ってくる? 死後の世界を仮想現実VRに落とし込んで現実世界に繋げる研究。 記憶の電子化。 聡士の研究していたものを、会社の人達も狙っている。誘拐、監禁、怖い。 しかしすごい。VR。 近未来もの? アニメ化してほしい。 ラストは感動。2022/03/04
よっち
38
兄妹のように育った聡士の急死。2年半後、伊織に彼のスマホが託されてから不思議なメールが届き始め、天才肌の彼が遺した研究が夏祭りの夜に奇跡を起こす青春ファンタジー。聡士が亡くなってから、ずっと避けていた実家への帰省と墓参り。久しぶりだった同級生たちとの再会、そして彼の両親から託された聡士のスマホに届く文字化けだらけのメール。彼が取り組んでいた研究は何だったのか、何とも不可思議な出来事を絡めながら明らかになってゆく、思ってもみなかったその意外な成果がもたらした結末は、なかなか印象的な物語に仕上がっていました。2021/11/24
綾@新潮部
38
うわぁこれ好き~と思ってたら『神さまのいる書店』の著者さんですねっ。主人公の伊織と、神童と言われていた聡士の幼なじみの関係がとても良く、その後の悲しい出来事に対する伊織の気持ちがよくわかる。ファンタジー要素強めで、ちょっとだけ自分も想像したことのある展開(ありがちってことじゃないよ、こういうのあったらいいなぁって話)もあり、ラストまでドキドキしながら読めた。ちょっとまどろっこしい所もあったけど、こういうの本当に開発されないかな、という期待を込めつつ読了。2021/11/23
ぽろん
36
幼なじみのお兄ちゃんが急死。SFの様な展開だったけれど、亡くなった聡士は、戻らない。切なくて温かい物語でした。2022/02/14
rosetta
18
★★⭐︎☆☆なろう小説レベル。アニメの原作なのかな?アニメになるならならそこそこ面白そう。自分は見ようとは思わないけど2021/12/25