出版社内容情報
クィーン・メリー号が姿を消した。ボーイの三千夫は、長良川博士とともに、高度文明を築く海底大陸の海底超人と遭遇、その運命は!?
海野 十三[ウンノジュウザ]
著・文・その他
内容説明
豪華客船はどこに消えたか?アトランティス大陸の末裔の海底超人を同じ人間としてとらえる眼差しが、戦時下をしのばせるとともに今日的でもある、日本SF鼻祖の先駆的傑作!
著者等紹介
海野十三[ウンノジュウザ]
1897年、徳島県生まれ。本名・佐野昌一。SF作家、推理小説作家。日本SFの草分け。早稲田大学理工学部卒業後、電気試験所に勤め無線電信の技術開発に従事しつつ、科学記事を多数執筆。1928年、『新青年』に「電気風呂の怪死事件」を発表しデビュー。1937年には探偵小説誌『シュピオ』を共同創刊。戦中は科学軍事小説を量産した。1949年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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