出版社内容情報
ここは、地獄か? 広大な河川敷、超高層マンション、ビッグデータ…世界の閉塞と怒りを抉り出す。圧倒・慟哭・震撼の怪物的作品集!
岸川 真[キシカワ シン]
著・文・その他
内容説明
夜の河川敷―むき出しの暴力と不確かな生が世界の不安を描き出す、圧倒的傑作短篇『蹴る』。高層マンションから降り注ぐペットボトル―それは来たるべき内戦の微なのか?不穏に満ちた衝撃作『PET』。ひとりの男が生んだ究極の管理システム―高度管理社会の欲望が反転する問題作『ヘリックス・B』。現代の閉塞と病理を抉る、圧巻の「暴力三部作」!
著者等紹介
岸川真[キシカワシン]
作家。一九七二年、長崎市生まれ。山口大学人文学部中退。日本映画学校卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とくま
3
×P20。 こういうのも文学なの?くだらない。2019/07/25
jolly
2
正直に言います。まったくわかりませんでした。2019/01/31
ベック
1
「P ET」がおもしろかった。あまり読んだことがない類の小説。本のタイトルの通り暴力が描かれるが、なかなか奇抜。描写がスピーディで、頭の中で整理が追いつかないくらい。2018/12/23
コキア
0
吉村萬壱さんの書いた帯にて購入。 醒めているだけに怖い、 自分をしっかり持たないと、持ってかれそうになる。 基準が分からなくなってくるし、どう対応してよいかも分からなくなってくる。 実際にありそうなだけに… できれば関わりたくない、やだこわい2018/11/19
a.k.a.Jay-V
0
漆黒+究極=総暴力。2019/01/09