しき

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309027180
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

高2男子、モニター越しにきらめく春夏秋冬……気鋭の文藝賞受賞作家が描く、「恋」と「努力」と「友情」の超進化系青春小説。

町屋 良平[マチヤ リョウヘイ]
著・文・その他

内容説明

特技ナシ、反抗期ナシ、フツーの高校二年生・星崎。「かれ」が夜の公園でひとり動画を流して練習する“テトロドキサイザ2号踊ってみた”。夢もなければ特技もない、クラスの人気も興味ない―そんなある日、河原で暮らす友人・つくもから子どもができたと打ち明けられて…。

著者等紹介

町屋良平[マチヤリョウヘイ]
1983年、東京都生まれ。現在、会社員。2016年、『青が破れる』で第五三回文藝賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

209
第159回 芥川賞受賞作&候補作2作目(2/5)です。町屋 良平は、初読です。今時の高校生、ダンス!ダンス!!、ダンス!!!といった感じでした。『しき』は私記or四季or始期のいずれでしょうか?瑞々しい作品ですが、少しインパクトに欠ける点が、受賞に到らなかった理由かも知れません。2018/08/02

いつでも母さん

186
しきとは・・高二男子の四季なんだ。普通の極普通の日常をたんたんと、もどかしいほどの表現力で綴られていた。あゝ、『男子』だなぁって。弟の反抗期が気になり、学校の内外の友人との関わりや恋?超進化系青春小説と帯にある。超進化系かどうかは私にはわからないが、過ぎた高校時代を思い出させる心地よさは有った。今時の青春!充分、青春だ。2018/08/24

ケンイチミズバ

124
若さゆえの語彙力のなさから思いの丈を言語化できず、本当に伝えたいことや気持ちが口に出てこない。そのもどかしさも青春の一時期、誰にもある経験だ。夕暮れ時のダンスの練習、この時間に公園にいる人の描写に料理をしてる途中だんなの浮気が気になり、ほったらかして出てきた主婦とある。爆笑しました。彼らにはダンスだけど、とにかく友達とここにしばらくこうしていたい、何するわけでもなくというシーンはだれしも共感があると思う。友達、母親、弟、彼女、まだまだ狭い箱の中だけど、その場で精一杯あがいている彼らのリアルな会話が楽しい。2019/08/16

なゆ

98
くっさい言い方すれば、青春の1ページ。微笑ましいわぁ。弾けるでもなく温度低めの、でもかれらにとっては特別な四つの季節が巡る。“踊ってみた”の動画を観てるうちに、踊ってみることにした“かれ”こと星崎くん16歳。特にあてもなく、夜の公園でもくもくと練習している。クラスでも目立たないグループのかれだが、お昼の時間に女子たちと意識しあったりしつつも、考えることは理屈っぽい。弟の反抗期っぷりが可愛い。つくもの事でそこまで悩めるのも、思春期だからかな。グダグダだけど、やり切った感もあって、なんかちょっといい読後感。2018/08/24

ででんでん

97
平仮名まじりの独特な文体も、私には気にならず、一息に読めた。重たいことも、清々しく感じられるような描写。うまく書けないけれど、好きな作品だった。2018/09/26

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