出版社内容情報
怪談・実話の大家による、幕末?戦前の新興宗教家、霊能者の生い立ち、秘蹟、スピリチュアリティをまざまざと伝えるルポ。
田中 貢太郎[タナカ コウタロウ]
著・文・その他
内容説明
スティグマかカリスマか。近代日本、奇蹟の教祖の実像。「怪談実話の巨匠」田中貢太郎が綴った近代日本の霊能者群像。大本教祖・出口直、“日本のラスプーチン”飯野吉三郎から誇大妄想狂・葦原将軍ら九人の実像。近代合理主義の地下水脈。
目次
人としての丸山教祖
金光教祖物語
大本教物語
黒住教祖物語
飯野吉三郎の横顔
予言者宮崎虎之助
神仙河野久
木食上人山下覚道
蘆原将軍の病院生活
著者等紹介
田中貢太郎[タナカコウタロウ]
1880年、高知県長岡郡三里村(現・高知市仁井田)生まれ。作家。伝記物、情話物などを書くかたわら、怪談・奇譚の大家として一時代を築く。大町桂月、田山花袋、田岡嶺雲に師事。滝田樗陰に認められ、『中央公論』誌で活躍。1941年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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