出版社内容情報
仲間たちとの爆弾闘争に失敗し、沖縄に流れ着いた僕は、ある手記から謎の失踪を遂げた父の衝撃的な来歴を知る――伝説の書、復刊。
内容説明
アジアの犠牲の上に成り立つ平和と繁栄を破壊するため、僕と仲間たちはその象徴たる天皇の暗殺を企てたが、失敗に終わる。代わりに経済侵略の急先鋒だったM企業を爆破するが、その後の路線対立で僕はグループから離脱。ひとり爆弾闘争を続ける中で片手片目を失い、地下に潜行することに。沖縄の離島へ流れ着いた僕は、逃亡生活の直前に母から受け継いだ一通の手記から、謎の失踪を遂げた父の驚くべき来歴を知るのだが…。繋がっていく戦時中の父と、戦後を生きる自身の姿、そして浮かび上がる日本という国家のかたち―文学的想像力の奇蹟的な到達点を示す伝説の作品、ついに刊行!
著者等紹介
桐山襲[キリヤマカサネ]
1949年、東京都生まれ。83年「パルチザン伝説」でデビュー。92年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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