人生という夢

小檜山 博【著】

河出書房新社（2016/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 217p／高さ 20cm
• 商品コード 9784309024813
• NDC分類 914.6
• Cコード C0095

出版社内容情報

北の原野に生まれ、極貧に喘いだ日々。夢があったからこそ生きてこられた。人間の優しさを見据え、人生に希望の灯をともすエッセイ！

小檜山 博［コヒヤマ　ハク］
1937年北海道生れ。76年「出刃」で北方文芸賞、83年「光る女」で泉鏡花文学賞と北海道新聞文学賞、2003年「光る大雪」で木山捷平文学賞受賞。著書に『風少年』『漂着』『人生という旅』『人生讃歌』等。

内容説明

悲しくて空を見上げれば、希望という名の虹の橋。夢があるからこそ、生きてこられた―。極寒の貧しき幼少時代、さまよえる青春の日々、大切な人達との別れ…。遙かなる道を振り返れば、息をのむほど人生は美しい。感涙のエッセイ！

目次

１　人生の原点（露店で；弁当；馬は開拓者　ほか）
２　人生の哀歓（働くことで；質屋物語；熱い思い出　ほか）
３　豊かなる人生（不便力；美食ということ；敬老の日　ほか）

著者等紹介

小檜山博［コヒヤマハク］
１９３７年４月北海道滝上町に生まれる。１９７６年『出刃』で北方文芸賞受賞。１９８３年『光る女』で泉鏡化文学賞受賞、北海道新聞文学賞受賞。１９９７年札幌芸術賞受賞。１９９８年滝上町社会功労賞受賞。２００３年『光る大雪』で木山捷平文学賞受賞。２００５年北海道文化賞受賞。２００７年北海道功労賞受賞。２０１１年鹿追町自治功労賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[メタボン]

☆☆☆☆　ＪＲ北海道広報誌のコラム。小檜山博がいかに貧乏であったかが自慢げに書かれており、下世話だが興味をそそる。だから飛行機のファーストクラスに乗って海外旅行をした話等は逆につまらない。作家達との交流の話はもっと読みたいし、酒での失敗も面白い。自動車運転は忍耐が必要ということで教習所の教官の侮蔑的な対応というのもうべなるかな。妻を病院に送った著者があとで迎えにくるはずが同じ病院に救急車で運ばれた話や、スペインで置き引きにあったが盗られたバッグに入っていたのは薬や下着というのも、不謹慎だが笑ってしまった。

2024/06/02

[しょうご]

ゆったりとした時間が流れるようなエッセイでした。

2016/07/29

[ブルーベリー]

平原綾香の明日が聞きたくなる。

2016/08/15

[よみよし]

北海道に生まれたこと、若い頃貧しかったこと、酒を飲むことばかり書かれたエッセイで前作から読んでると全部同じ話だし終盤もうええて気味になった。JR乗ったときにたまーに読むくらいがちょうどいいと思う。

2018/01/07