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エンタツアチャコのぼくらは探偵

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309024615
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ホテル従業員が自殺したが、裏には日本軍の機密が秘められていた。謎を解決するは、元祖漫才師エンタツアチャコ!痛快ミステリ開幕。

上田 賢一[ウエダ ケンイチ]
1949年、和歌山県生まれ。関西大学経済学部中退。ノンフィクション作家。訳書に『悪魔と踊れ! ローリング・ストーンズ物語』、著書に『猛虎伝説』『京の町家』『上海ブギウギ1945』『コテコテ論序説』他。

内容説明

一九三〇年、昭和大不況の年に、横山エンタツと花菱アチャコの二人の芸人がコンビを結成。漫才師エンタツアチャコの誕生である。やすきよ、ダウンタウンへと連なる近代漫才は、ここに始まる。だが、二人には知られざる顔があった。それは―私立探偵。ホテルボーイ自殺の謎、富豪家の飼い犬殺害事件、そして、中国歴代王朝の秘宝。浪花の街から魔都・上海まで、名探偵エンタツアチャコが疾走る!

著者等紹介

上田賢一[ウエダケンイチ]
1949年、和歌山県有田市生まれ。関西大学経済学部中退。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ASnowyHeron

29
主人公はすごい芸人なのだろう。その主人公たちのために推理小説を作った、という感じがする作品だった。2016/07/17

高橋 (犬塚)裕道

6
星3。おちゃらけの部分も勿論多々あるが案外真面目。そして舞台は結構壮大。こんなに面白いとは思わなかった。2018/03/29

rosetta

3
★★★☆☆ミステリー、謎解きとしては弱いが、描写がいい。自分が昭和初期のその場にい合わせているようなリアリティ。さすがノンフィクション、ドキュメンタリーを本業とする作者。2016/09/21

FKtaro

2
ユルユルユルーのミステリ。息抜きにはこういのもいいか。何がいいって時代は遡りますが、大阪の中心部のお話何で、情景が目に浮かぶことです。新宿とか渋谷とか言われてもさっぱり浮かんでこないから。2016/09/21

のぶ

0
東京五人男という(近松っぽい題名の)歴史に残る映画があって、なんと昭和20年の制作。そこに映る姿が私の知るエンタツアチャコの殆ど全て、だったのですが、本書にはそれ以前、昭和初期から戦中ぐらいまでの時期のこのコンビと、その周辺にいた人達(いたかもしれない架空の人とか、いたことにすると面白くなりそうな実在の人とか)が描かれていて、私には(全部を理解できないながらも)世界が広がる面白い本でした。タイトルに「探偵」とあるけどミステリーではなく冒険小説ですね。史実とフィクションの巧みな重ね合わせの妙、奥が深いです。2017/12/23

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