神奈備

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  • サイズ B6判/ページ数 142p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309023649
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

かみさまがあなたを呼んでいるわ――美由と登った三輪山に、男はふたたび向かう……国家神道の根底を揺るがす傑作。

【著者紹介】
1973年青森県生。哲学者・理論宗教学者・作家。東京大学文学部卒業、同博士課程修了、博士(文学)。主な著書に『定本 夜戦と永遠』(上・下)『切りとれ、あの祈る手を』『九夏前夜』『踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ』他多数。

内容説明

雑誌掲載時より絶賛の声、続々!「国家神道」の根底を揺るがす、戦慄の問題作。デビュー作『九夏前夜』と対をなす「九夏後夜」収録。

著者等紹介

佐々木中[ササキアタル]
1973年青森県生。作家、哲学者。東京大学文学部思想文化学科卒業、東京大学大学院人文社会研究系基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。専攻は現代思想、理論宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

忘備録

6
帯には「国家神道」の根底を揺るがすと書いてあるが、そうじゃない。なぜこの内容に対して、小説という形を選んだのだろうか。博士課程の学生が、生活費と学費を稼ぐために働かざるをえないこと。時間を非連続に飛ばして進める文体。一人称の発言は書かない文体。ひらがなで書いて、あえて読みにくくしている文体。お前たちは何を信じているんだ?そうじゃないことは、ここに書いてある。と、言われているようだった。自分はこの国のこと、何も知らないんだな。2020/04/12

nrk_baby

4
文体なじむと最高だ2015/04/30

yamakujira

3
表題作に掌編「九夏後夜」を収録。巫女を自称する沖縄出身の美由と、古代史を学ぶ大学院生の彩、ふたりの女性との出会いと別れは悠久の時空をたゆたうような雰囲気をかもす。美しい日本語を駆使した文章は音読すればなお心に沁みる、なんて賛辞も浮かぶけれど、物語としてつまらないから、わざわざ難解にした言葉遊びに思えてしまう。三輪神社を登拝しながら饒舌な彩の解説は興味深く、美由との対比もおもしろい。為政者が「宗教的な幻想にすがる」って分析は、愛国心や家族主義など内向的な精神性を煽る現政権にも通じるようだ。 (★★☆☆☆)2019/02/24

111

3
「神憑り」というかオカスピ女と訪れた奈良の山に、今度はそこの地元の氏子の家の女と登る。オカスピがデタラメだったと分かる。ネトウヨのみなさんがデタラメだということも分かる。古事記に日本書紀に延喜式に書いてありますう。と言われると敵わない。またこれは筆者が「取りて読め」と繰り返し語った、いわゆる切手本での「原典を読み、そして解釈することの生む、政治性、強さ」を実践して見せたのだろう。一貫しているわけだ。2015/10/25

ぺおぺっぺ

2
とてもメッセージ性が強い 独特な文体で、聞き慣れぬ言い回しやくどいぐらいに形容を重ねる修辞を追っていくうちに主体を見失うこともしばしばで、酩酊感に包まれる 前半は唐突にはじまる扇情的なオカスピ展開が斬新な文体と相まってやわらかく煙に巻かれたようで、後半は反対にガチガチにカタい神道論が繰り広げられるが、それまでに構築された語り手(彩)のキャラ性や関西弁で柔らかくすとんと伝わってくる。緩急とギャップが効いていて中盤から没入しやすかった。 ラストに畳み掛けられる呪文の様な数ページが、とても中毒性が高い。 2025/02/13

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