92歳まだまだやりたいことばかり

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309023557
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

92歳、今も現役で作家として活動を続ける近藤富枝さんの、元気で長生きの秘訣を公開。常にポジティブでいるための、生き方指南。

【著者紹介】
1922年東京生まれ。作家。文部省、NHK勤務を経て、文筆活動に入る。著書に『きもの名人』『文士のきもの』『荷風と左団次』『田端文士村』『本郷菊富士ホテル』など多数。

内容説明

病気や夫の認知症にも負けず。92歳、いまも現役作家に学ぶ、大好きなものに囲まれて生きる、とびきり明るく前向きな人生術。最期まで笑顔で過ごすための、生きるヒントがたくさん!

目次

第1章 生活は一つ一つの積み重ね。楽をしよう、怠けようとすると、急に老け込んでしまいます。そうなる前に小さな努力を続けて。
第2章 食べることは生きることの基本。食いしん坊は長生きのはず。おいしいものを想像するだけで、「今日もがんばろう」と思えてきます。
第3章 今の仕事を始めたのは四十代から。今も夢中で走り続けています。仕事をしたいという気持ちがあれば、遅すぎるということはないはずです。
第4章 『源氏物語』は私の心の糧です。男女の深い心理はもちろん、人の世の摂理や宇宙観まで汲み取れる。生きる元気が出てくるんです。
第5章 読書でも芝居でも美術でも、夢中になれるもの、好きなものを持って。興味のままに外に目を向ければ、自然と自分の活動も広がっていきます。
第6章 追分という私の活力を養う場所。ただぼーっとするだけだけど、「なにもしない」時間を持つことが、意外と健康と長生きの秘訣なのかもしれません。
第7章 覚悟していた主人の認知症が始まった。怒鳴ることもあるけれど、家族に必要なのは「悟り」なんです。すべてを受け入れるしかない。
第8章 増えていく家族の負担と徘徊事件。遂に認知症の夫を施設に入れたけれど、後悔で涙が出る日もあります。いつか一緒にまた暮らせる日を信じて。
第9章 病と老いは誰にも必ずやってくるものだけど、同年輩の人たちと共感し合いながら前向きに。老いに負けたらくやしいじゃないの。
第10章 死ぬ時は死にたくなくたって死ぬんだから、考えたって仕方ないですよ。それより一生懸命に上手に生きて、死神が来てもごまかしちゃいましょう。

著者等紹介

近藤富枝[コンドウトミエ]
1922年東京生まれ。作家。東京女子大学卒業。旧文部省、NHK、武蔵野女子大学などに勤務

鈴木伸子[スズキノブコ]
1964年東京生まれ。東京女子大学卒業後、雑誌「東京人」に勤務。2010年退社。都市、建築、鉄道、町歩きなどをテーマに執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。