キャラクタードラマの誕生―テレビドラマを更新する6人の脚本家

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309022413
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「キャラクタードラマ」をキーワードに、最も刺激的な脚本家6人を解読する、ネット以降の本格的テレビドラマ批評、ここに誕生!

はじめに テレビドラマとは何か。
第1章 岡田惠和 人間とキャラクターの間で。
岡田惠和インタビュー キャラクターへの責任について。
コラム1 ホームドラマ ホームドラマの戦後史
第2章 坂元裕二 トレンディドラマの申し子。
コラム2 トレンディドラマ トレンディドラマは終わらない
第3章 遊川和彦 愛を武器に戦っていく。
遊川和彦インタビュー 脚本家として戦うということ。
コラム3 キャラクタードラマ?@ 漫画/アニメ的な表現をテレビドラマはどう取り込んでいったのか
第4章 宮藤官九郎 フィクションで現実を上書きする。
コラム4 キャラクタードラマ?A 役者の個性と、内面としてのキャラクター
第5章 木皿泉 老いとファンタジー。
コラム5 朝ドラ 朝ドラはなぜ、復活したのか
第6章 古沢良太 徹底した職人性と隠しきれない狂気。
コラム6 現実 テレビドラマは東日本大震災をどのように描いたのか
終章 インターネットとテレビドラマ

【著者紹介】
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社)。

内容説明

最も刺激的なテレビドラマを作る6人の脚本家を読み解く新時代の本格的テレビドラマ評論。岡田惠和氏、遊川和彦氏スペシャルインタビュー収録!

目次

第1章 岡田惠和―人間とキャラクターの間で。
第2章 坂元裕二―トレンディドラマの申し子。
第3章 遊川和彦―愛を武器に戦っていく。
第4章 宮藤官九郎―フィクションで現実を上書きする。
第5章 木皿泉―老いとファンタジー。
第6章 古沢良太―徹底した職人性と隠しきれない狂気。
終章 インターネットとテレビドラマ

著者等紹介

成馬零一[ナリマレイイチ]
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。テレビドラマ、アニメ、映画、漫画、音楽、アイドルなどについて執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

18
岡田惠和、坂元裕二、遊川和彦、宮藤官九郎、木皿泉、古沢良太の六人の脚本家を中心に、現代のテレビドラマを論じたた本。印象度B+  マンガ・アニメの文法を取り入れたドラマをキャラクタードラマと名付け、考察した本。13年の本で、今なら野木亜紀子も加わるかもしれない。 ドラマはそんなに見ないのだが(時間がないので)、優れた脚本家たちを考察したこの本は面白かった2022/06/23

aki

6
ラインナップからして最高!! クドカンさん、やっぱり好きだな~と自覚。 今、続・最後から二番目の恋をやっているので、岡田さんに期待♪2014/02/16

おかむら

6
平成の脚本家6人のドラマ分析。古沢さんのドラマが大好きなんだけど1番扱いが小さかったな…。そして今年は岡田さんのドラマいっぱいやるらしい。楽しみだー。2014/02/21

tomoko

3
テレビドラマの脚本家といえば、倉本聰、山田太一、向田邦子については、度々言及されるが、こと最前線で活躍している脚本家についての考察はなかなか目にすることができない。そういう意味では、この本は岡田惠和、坂元裕二、遊川和彦、宮藤官九郎、木皿泉、古沢良太という今をときめく脚本家について、フィルモグラフィーを辿りながら、その作家性を批評的視点で論じた名著である。テレビドラマの変遷を、昨今の視聴者を取り巻く社会の変化に照らし合わせて分析しており、特にSNSの台頭や震災以後のドラマについての考察は興味深かった。2016/04/13

岸田解

2
発売直後に購入してから長い間積んでしまっていたのだが、『テレビドラマクロニクル 1990→2020』から遡って漸く。2021/05/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7772188
  • ご注意事項