出版社内容情報
元ロックスターにして人生の崖っぷちの男が大手レコード会社を相手に目論んだ一大詐欺! 音楽(裏)ネタ満載の、圧巻のデビュー作!
【著者紹介】
1965年生まれ。93年、発行人としてインディー雑誌『米国音楽』を創刊。2010年よりビームスが発行する文芸誌『インザシティ』に参加。著書に評伝『フィッシュマンズ 彼と魚のブルーズ』がある。
内容説明
人生崖っぷちの元ロックスター(36歳)、業界最大手レコード会社を相手に―一大詐欺!『米国音楽』の編集長、衝撃の小説デビュー。崖っぷち青春エンターテインメント長編!
著者等紹介
川崎大助[カワサキダイスケ]
1965年生まれ。88年、音楽雑誌『ロッキング・オン』にてライター・デビュー。93年、発行人としてインディー雑誌『米国音楽』を創刊。執筆のほか、編集やデザイン、DJ、レコード・プロデュースもおこなう。2010年よりビームスが発行する文芸誌『インザシティ』に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴木ヨシ
1
90's前半に渋谷系にハマり、その後に上京して90's後半から都内のライブハウスに出演するようになり、00'sにCDレーベル作ったりツアーに出たりといった音楽活動をしていた身として、どストライクすぎる内容で最高な音楽小説だった。500ページ超えが全く苦にならないハラハラ&清々しい面白さ。2019/03/16
はっとり
1
ロックというテーマであれば薬・女・酒など適当におりまぜれば文章になるという見本みたいな本でした。最後がちょっと幸せになれるのは賛成です2014/05/22
hiratax
0
「米国音楽」の編集長が描いた小説。元ミュージシャンで音楽プロデューサーの綱渡りな日々が描かれる。最初は音楽業界の裏側、金やら薬やらゴロツキが次々と登場する。作者は、同じ出版社からフィッシュマンズに関する書籍を出している。その後にフィクションとはいえエグい話が来るのは、佐藤伸治を例外としたかったのかなとも思ったり。分厚いが後半は疾走感あり一気読み。2014/01/30