天國のをりものが―山崎春美著作集1976‐2013

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309022109
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

70年代後半に彗星のごとく現れ、日本のカルチャーシーンを駆け抜けた伝説的存在・山崎春美。これまでの書き仕事を一挙集成!

【著者紹介】
1958年生まれ。ライター、編集者、ミュージシャン。 雑誌「Jam」「Heaven」、前衛ロックバンド・ガセネタ、タコなどで活動。今回が初の著作となる。

内容説明

伝説の自販機本『Jam』『HEAVEN』!!「ガセネタ」「タコ」!!!そして渾身の書きおろし解題3万字&自筆年譜!!!!禍々しい煌めきでカルチャー・シーンに火を放った著者が、長い沈黙を破り、これまで書き紡いだ原稿を自選した集大成。

目次

第1の罪 憤怒
第2の罪 嫉妬
第3の罪 強欲
第4の罪 暴食
第5の罪 色欲
第6の罪 怠惰
第7の罪 傲慢

著者等紹介

山崎春美[ヤマザキハルミ]
1958年大阪生まれ。ミュージシャン、ライター、編集者。高校生だった1976年、阿木譲の『ロック・マガジン』でデビュー。上京後、松岡正剛「工作舎」へ入塾、自販機本『Jam』『HEAVEN』をはじめ数々の雑誌へ寄稿、音楽方面では、伝説の前衛ロックバンド「ガセネタ」「タコ」で活動。これまでの執筆活動を自選した『天國のをりものが―山崎春美著作集1976‐2013』が、初の単著となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なる

27
久々のパンクバンド巡礼の読書旅。1970年代アンダーグラウンドシーンで活躍したガセネタのフロントマンによる、当時のシーンや本の書評、音楽レビューなど雑誌のエッセイを七つの大罪に擬して章立てした著作集。坂本龍一、町田町蔵(康)、遠藤ミチロウ、工藤冬里といった著名なミュージシャンとの活動も多数あるレジェンドの一人なだけあり、内容は大概が破天荒、不道徳きわまる時代だったんだろうなと想像できる。パンクバンドを知っていることが前提になるので当時のシーンに興味ある人でなければ苦痛でしかないが文章が個性的で面白い。2021/08/02

Mark.jr

2
「くたばれ!!丸谷才一」と「がんばれ!荒俣宏」という。2023/05/21

Miho Haruke

2
こんなに色々なことを書いてたのか! 東京の小娘はロッキンオン派でロックマガジン嫌いだったから、文章を真剣に読んでなかったことを後悔した。昨日プリンスの訃報に接して、彼の音楽に出会った10代のことばかり思い出して恥ずかしかったけど、山崎春美の文章も同じだ。恥ずかしくてムズムズするよ今も。相対化できない何かを刺激するんだな。2016/04/24

真朱

2
渋谷陽一とのケンカが笑える。ノイズ・インディーズ業界の裏話に懐かしさと驚きでニヤリ。執筆にノッテるときとソウでないときがハッキリしてて、ノッテるときの文章は輝きと凄みがある。こんなレヴュー書いてくれるひと、もう居ないのかな。2014/04/12

shimojik

2
なんかこう、ぐぁーってなって、それを活字化してた人の本2013/10/20

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