佐藤君と柴田君の逆襲!!

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309022000
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

英米文学の名翻訳者・紹介者として知られ、ポップカルチャーにも造詣の深い二人が、同僚時代の東大裏話にはじまり、翻訳論、音楽論、世代論、本をめぐる話など縦横に語り合うジョイント・エッセイ集。

目次

1(ザドジバダの逆襲;My Brother’s Keeper ほか)
2(くよくよするなよ;人生には二巡目があるから ほか)
3(四方田犬彦『ハイスクール1968』;伊井直行『さして重要でない一日』 ほか)
4(猿の仕事;リトル・チャロ裏話 ほか)

著者等紹介

佐藤良明[サトウヨシアキ]
1950年生まれ。東京大学教授職を辞し、現在フリーランスの研究者。専門はアメリカ文化・ポピュラー音楽。NHK英会話教材『リトル・チャロ』の製作も担当

柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年生まれ。東京大学教授。文芸誌「モンキービジネス」の責任編集も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たー

13
佐藤君のことは実はよく知らなかったりするのですが、二人とも実に面白い文章を書くなぁ。2013/09/28

marco

13
佐藤君と柴田君の翻訳書やエッセイを読むたびに、敬意を通り越して畏怖の念を抱いてしまう。本や作家を語るときの表現の豊かさと確かさ、そして、語り口の軽やかさ、射程の大きさ、その眼差しの優しさゆえに崇拝してしまうのである。2013/09/16

Nobody1

5
心地よい読後感。お互いがお互いに言及するところが本当に面白い。「かつて日本があからさまな西欧文化中心主義の中にあったころ、文学思想の権威の地位にあった人たちは、多かれ少なかれ、外国の虎の威を借りた狐のようなものでところがあった。佐藤君にしても然り。ベイトソンやピンチョンを『知のジャイアン』として『スネ夫』を演じてきたわけである。ところが、柴田訳のオースターやミルハウザーのまわりには、別の雰囲気が支配している。なによりも『西欧の新感覚に追いつくべき日本語のあがき』みたいなものが感じられない。」2013/08/11

borug

2
『佐藤君と柴田君はいかにして鍛えられたか』も期待してます。2015/02/21

おじゃんぽこぺん

2
図書館で借りてみたものの、いまひとつ興味もてず、すぐに返却するつもりで読み飛ばしていたら、これが面白い。エッセイや書評、楽譜もあったり、全編楽しく読みました。2013/11/27

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