ほんとのこと言えば?―佐野洋子対談集

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309021829
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

1988×小沢昭一―「猫対談」
1990×河合隼雄―「男の目 女の目」
1990×明石家さんま―「わが子は天才!」
1991×谷川俊太郎―「子供時代・絵本・恋愛」
1998×大竹しのぶ―「100万回生きたねこ」
1998×岸田今日子―「母親対談『お母さん』って恥ずかしい!?」
1999×おすぎ1―「ここだけの話」
2005×山田詠美―「生活を愛する物書きの性質」
2007×阿川佐和子―「気がつけば石井桃子だった」
2007×おすぎ2―「古典を読む」

著者等紹介

佐野洋子[サノヨウコ]
1938年北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業後、白木屋デパート宣伝部勤務を経て、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ。帰国後、デザイン、イラストレーションなどの仕事を続け、絵本作家としてデビュー。2003年紫綬褒章受章、2004年『神も仏もありませぬ』で小林秀雄賞受賞。2010年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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yumiha

33
またしても読み友さんレビューに惹かれた本。「すごく感心はするけれども、感動はしませんね」の一文を見つけて、そうそう、これこれ、これを読みたかったんだ(^^)vその谷川俊太郎との対談が一番面白く示唆に富んでいた。他には、小沢昭一・河合隼雄・岸田今日子というすでに故人になられた方々との対談が興味深かった。って、私の感性は、昭和初期の方々並みなのかしらん?2015/08/23

スリカータ

27
対談相手が豪華。既に亡くなられた方も結構いらして、懐かしさと切なさが入り混じる。おすぎさんとは特に相性が良いのか、年月をおいて二回対談しており、特に二回目は歯に衣を着せぬ発言が誠に痛快である。佐野さんが小説を読まなくなった理由に有名作家M氏とY氏の実名を挙げた事に、共感の嵐。以前、私が本に関して某SNSで発言した際、読書家を自認する方から「そういう本ではなく、M氏とY氏を読んだら?」とご意見賜ったことがあった。嗚呼、佐野洋子さん…貴女の鋭い視点が私の靄靄を晴らした。もっと長生きして欲しかった。合掌。2020/05/04

すぱちゃん@その涙を、笑顔に変えたい

23
「100万回生きたねこ」の著者佐野洋子さんと各界の著名人との対談集。私には、谷川俊太郎との対談とおすぎとの対談が特に興味深かった。俊太郎は当時佐野の夫で、対談ではお互いの創作について感じていることを述べあっていて、二人とも創作しているとはいえ持っている才能のベクトルが異なり、よって完成する作品も物語絵本と認識絵本に区別されることが語られている。おすぎとは現代社会の歪んだ部分についてと、映画についての評論が目立つ。大竹しのぶ、明石家さんま、阿川佐和子、河合隼雄等それぞれとの対談も面白かった。2020/01/16

りちゃあど

20
友人から『佐野洋子さんてスゴい人だよ。とにかく面白いから読んでみな。』と聞いて、まずはこの本を手にしてみた。失礼ながら小川洋子さんと混同していた私。「100万回生きた猫」を書いた方というのはわかったけれど、なるほど豪快かつ繊細な方だったんですね…。谷川俊太郎さんと一時期夫婦だったのも意外でした。全くタイプが違うのに、一番好きな絵本は「あおくんときいろちゃん」と共通するあたり、似た感性を持っていたのかもしれませんね。おすぎさんが挙げていた絶版本読んでみたくなりました。2014/02/12

魚京童!

16
めんどくさい。2015/05/15

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