内容説明
吉村昭と歩んだ五十余年の歳月、思い出の旅路、懐かしき人々…。人生の哀歓をたおやかに描き出す感動のエッセイ集。吉村司「母のウィンク」収録。
目次
1 夫婦の歳月(二人の散歩道;しあわせ教 ほか)
2 記憶の旅路(ひたむきな取材;異国文化の味 ほか)
3 思い出深き人々(大きな手―八木義徳;十七音の風景―鈴木真砂女 ほか)
4 愛すべき故郷(神と紙の祭を訪ねて;福井県に代って ほか)
5 家族とともに(戦艦ミズーリと、武蔵;越後のたより ほか)
母のウィンク(吉村司)
著者等紹介
津村節子[ツムラセツコ]
1928年、福井県生まれ。学習院短期大学部卒業。53年、吉村昭と結婚。64年「さい果て」で新潮同人雑誌賞、65年「玩具」で芥川賞、90年「流星雨」で女流文学賞、98年「知恵子飛ぶ」で芸術選奨文部大臣賞、2011年「異郷」で川端康成文学賞を受賞。同年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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