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昭和プロ野球徹底観戦記

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309020884
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

内容説明

小学時代名外野手で、昭和十一年の洲崎球場三連戦で沢村栄治の快投を眼にして以来の野球狂による、実戦的プロ野球鑑賞法。キャンプ訪問、日本シリーズ観戦記、酒場での選手とのめぐり合いなどに、表現が冴え渡る。山口瞳流プロ野球論全一冊。

目次

江分利満氏キャンプを行く
一九六四年のプロ野球―江分利満氏のプロ野球への期待
野球がみたい
予想記事のむずかしさ
ずばり巨人・東映
われもし監督なりせば
怪談・プロ野球
やってきた人たち
今年のプロ野球
日本シリーズ現地報告 球場スケッチ〔ほか〕

著者等紹介

山口瞳[ヤマグチヒトミ]
1926年、東京生まれ。小説家。寿屋(現・サントリー)で広告制作にたずさわり、後に作家生活に入る。1963年、「江分利満氏の優雅な生活」で直木賞受賞。1979年、「血族」により菊池寛賞受賞。『週刊新潮』の1963年12月2日号より始まった連載「男性自身」は1995年8月31日号まで31年9ケ月、休載なく1614回続いた。1995年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YOS1968

6
昭和の、それもV9時代を中心に野球通の作者が独特の視点と、少々の偏見で綴る観戦記。驚いたことに、その時代でもサッカーがプロ野球を脅かす存在になると危惧しているところ。慧眼である。読売びいきなのが気になるが、野球好きの作家は多く、色々な人の観戦記を読んだが、これは面白い(私がオールドファンになったからなのかもしれないが)。2012/02/05

こんじろん

5
僕が生まれる前の話から始まっているので、ちょっと厳しいかなと最初は思ったが、読み進むにつれて面白くなってきた。「堀内は大成しない」など結果的に間違っている独断的意見も楽しい。今の球界にも通じる問題提起も。一球団が飛び抜けて強いという状況は、僕はイヤだな。2012/03/18

くりのすけ

5
キャンプ地を訪れ、ペナントを予想し、巨人が全盛だったころの回顧録のような作品。作者は巨人ファンなようなので、かなり巨人びいきな点が否めないけど。昔のプロ野球を振り返れる作品ではあるが・・・2012/02/16

大きいこぐま

3
プロ野球の黎明期から、観ているというから恐れいる。 いまや故人となっている著者が、存命ならば現在の状況を、どう記すか興味をもった。2014/01/14

よぴの

2
★★★ なかなか偏屈な観戦記で面白いけど、いかんせん1960年代の話で出てくる選手の名前が古すぎてわからん。。。古葉、森、野村・・・って名将と呼ばれて久しい人たちがまだ現役の頃やねんもん。2012/08/05

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